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あなたは有害なメールを見抜けますか?

2023.07.26

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知らなかったでは済まされない、情報セキュリティに関する基礎知識を紹介する本企画

今回のテーマは「ウイルスメール等によるメール攻撃について」です!

 

気づいた時には、情報が抜き取られているかも…。

「私は大丈夫」と思っていても、油断は禁物!

 

最近、非常に巧妙に作られたウイルスメールによる攻撃が増えています

不審なメールの特徴を知り、うっかり開封しないようにより一層注意しましょう

 

 

メール攻撃の手口は巧妙化していて気づきにくくなっている

不審メールは年々分かりにくい形になっています。

 

最近だと、

  • 知り合いと全く同じメールアドレスから送付される
  • 返信や転送を装って「RE:」や「Fwd:」から始まるタイトル
  • 過去にやり取りしたメールタイトルを使う

 

などの手口が使われています。

 

自分には関係ないことだと思わずに、うっかり開封しないように細心の注意を払いましょう。

 

ここに注意!不審なメールの見抜き方

メール攻撃等の不審なメールには、不自然な点が存在するケースが多くみられます。

 

巧妙に作られているものも増えていますので、受信したメールはよく注意して確認することが大切です。ポイントを確認しましょう!

不審なメールの見抜き方のポイント▼

 

①不自然な日本語

日本語の言い回しが不自然である場合や、日本企業からのメールに英語が用いられる場合は、注意しましょう。

 

②「アカウントを停止しました」「サービスを解除しました」などの不安をあおるような表現

よく使われる文言です。

自分で該当のアカウントを削除したり、サービスを解除した覚えがなければ無視しましょう。内容が気になる場合は、メール内のURLからアクセスするのではなく、別途、公式ホームページからアクセスして確認をしてください。

 

③フォントやスペース、改行、句読点の使い方が不自然

本文中のフォントが通常のメールとは違う不自然な場合や、文字の間隔・改行・句読点が不自然で、文章が読みにくい場合は要注意です。また、日本語では使用しない繁体字や簡体字が文中にある場合も警戒しましょう。

 

④メールアドレスやURLが不自然

「あれ?」と思ったら、必ずメールアドレスやURLを最後まで確認しましょう。企業から送られる正規のアドレスやURLは、多くの場合「@」や「www.」の後に企業名が含まれます。無秩序な文字列の不審なアドレスには注意しましょう

どれか一つでも当てはまったら、リンクを押したり、添付ファイルを開いたりせず、メールを削除しましょう

 

実際にこんな被害が!

過去には、メールを介してウイルスに感染したことで、大手メーカーの国内外の工場機能が3日間全停止したり、病院のカルテが2か月間、延べ8,000人分以上閲覧できない状態になりました。

 

私たちも他人事ではありません。

たった一回のクリックが、会社全体に大きな被害を引き起こします。

 

メールを開く時やURLをクリックする時は、一度立ち止まって不自然な点がないか必ず確認しましょう

 

被害に遭わないための心得

・少しでも怪しいと思ったら絶対に開かず即削除する。

・万が一メールを開いてしまっても添付ファイルは絶対に開かず、URLはクリックしない

 

・もし添付ファイルを開いた、もしくはURLをクリックした場合は、すぐに下記へ連絡する。

 (YSDサポートセンター(03-5633-5353)、もしくはIT担当者)

 

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