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もっとイキイキ、楽しく働ける職場を目指して。
皆さんの声にもとづく職場改善活動を開始します

2023.10.25

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毎年行っている「社員意識調査 Y-VOICE」(以下Y-VOICE)は、社員の皆さんの声から、職場の課題を明らかにし改善活動につなげ、ヤマトで働き続けたいと感じる職場をつくるための調査です。

2023年度は15.9万人の方に回答いただきました。ご協力いただきありがとうございました。

 

2023年度Y-VOICE 実施概要

①実施期間:2023年5月26日~6月9日

②対象者:ヤマトグループのマネージ・特別社員、キャリア社員、パート社員

③実施方法:web(パソコンまたはスマホ)による受検 
※多言語対応(ネパール語、ベトナム語、英語、中国語)

④調査形式:調査は各設問に対して5段階(5まったくその通り、4どちらかといえばその通り、3どちらともいえない、2どちらかといえば違う、1まったく違う)で評価。

⑤回答状況                        

 

回答者

回答率(対前年)

ヤマトグループ

174,310人

84.9%(▲0.7p)

ヤマト運輸

158,572人

87.8%(▲0.2p)

 

Y-VOICEの実施結果 5つの重要指標の現在地

Y-VOICEの5つの重要指標(働きやすさ、働きがい、働き続けたい、社員の成長実感、会社への貢献実感)の結果は表の通りです。

 

※肯定回答率とは5段階評価(5まったくその通り、4どちらかといえばその通り、3どちらともいえない、2どちらかといえば違う、1まったく違う)のうち「5全くその通り」「4どちらかといえばその通り」と回答した人の割合を示しています。

※ヤマトグループ全体のデータです

重要指標のうち、「働きやすさ」(Q32 あなたの職場は、あなたにとって働きやすい環境が整っていると思いますか)は、前年より0.1ポイント改善しました。

一方で、その他の重要指標である「働きがい」(Q33 職場の メンバーは、イキイキと働いていますか)、「働き続けたい」(Q34 あなたは、これからも当社で働き続けたいと思いますか)、「成長実感」(Q21 あなたは、仕事を通して、自分自身が成長している実感がありますか)、「貢献実感」(Q14 あなたは、仕事を通して、会社の成長・ 発展に貢献していると実感していますか)の4つは、前年よりスコアの低下がみられました。

 

 

自由記述欄には約3万件の意見が寄せられていて、その中で多く取り上げられていたトピックの第1位は「労働時間・業務量」、第2位は「評価・処遇」、第3位「業務の効率化」でした。労働時間に対する業務量の多さ、給与への不満・改善を訴える声が多く聴かれました。

 

 

自職場の結果を知っていますか?

今回から業務改善会議を通して、職場ごとの「職場風土」に関する結果を、所長から所属する社員の皆さんにフィードバックを始めました。

私たちの仕事は多様な考え方や価値観を持つ仲間との協力の上に成り立っています。「職場風土」に関する結果をもとに、自職場の課題について職場の仲間同士で意見交換し、よりよい職場にするために取り組む内容を決め、全員で職場を改善していきましょう。

 

 

各職場の改善アクションをご紹介

各職場での話し合いの結果、どのテーマが選ばれているのか、どのような内容に取り組むのか、職場風土改善のためのアクションを一部ご紹介します。

 

(1)テーマ設定状況

 

 

(2)各職場での改善アクション

 ※改善アクションの設定状況(9/29時点)77.6%

 

【テーマ:職場のチームワーク】船橋ベース

職場でのコミュケーションは挨拶で始まり、挨拶で終わるため、「挨拶は自分から」をスローガンに7月から全員で取り組む。

 

【テーマ:発言しやすい職場風土】長岡北陽営業所

呼び捨てにせず、“〇〇さん”と呼び合い、先輩に言いづらいと思わせない職場を全員で作り上げる。

 

 

【テーマ:職場の問題解決】深川営業所

月次の業務改善会議の前の20分間を利用して、各職種のリーダーが集まって意見交換会を実施する。

 

【テーマ:職場の設備】秋田能代営業所

トイレや皆が共同で使用する箇所の清潔を保つために、当番制で毎日掃除、整理する。
特定の社員でなく、皆で綺麗な建屋を持続する!

 

 

【テーマ:コンプライアンス】熊谷南営業所

法律・規律・ルール違反などを見て見ぬ振りをしない。気がついたら相手のために注意する。

 

 

【テーマ:お客様満足創造の取り組み】ミューザ川崎館内物流センター

人によって知識に差がある他、お客さまから要望を聞いてもセンター内できちんと共有出来ていないので、定期的にコミュニケーションの場を設け、知識を共有する。日頃からお客様との関係づくりを意識する。

 

【テーマ:「ヤマトは我なり」意識】淀川十三営業所

1人ひとりがヤマト運輸の代表と再認識するために、まずは制服をきちんと着用することや身だしなみを整えること、挨拶をきちんと行うことなど、初歩的なことをしっかり行うように再度心がける。

 

【テーマ:多様性の尊重】春日井美濃営業所

ベテラン、若い人など様々な考え方があるので、自分が正しいと思い込まず、お互いの良いところを吸収し合うよう努力する。

 

【テーマ:仕事とプライベートの両立】隼人営業所

グループ長も含めて稼働計画を所長がしっかり立て、ブレない交番を作成する。
SDは交番が作成しやすいようにコース取得率を上げる。3コース以上が目標。

 

 

5月に実施したY-VOICEの他に、ストレスチェックを毎年10月に実施しています。

ストレスチェックは、自分のストレス状態に自ら気づいて早期対策してもらったり、メンタルヘルス不調を未然防止するための調査ですが、結果は職場単位で集計され、職場環境改善にも活用されています。

 

社員意識調査Y-VOICEとストレスチェック(集団分析)などを活用して、職場の課題解決に向けた行動計画をつくり、実行・改善するサイクルを半期毎に回しながら、より良い職場づくりを進めていきます。

 

 

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