ヤマト運輸ねぶた実行委員会参加社員の想いを紹介!【動画】
2023.07.27
毎日新しい出会いのある現場が大好きという川村さん。
そんな川村さんのもう一つの現場が、青森ねぶた祭です。
ヤマト運輸は「ヤマト運輸ねぶた実行委員会」という団体名で青森ねぶた祭に参加しており、川村さんは30年間、毎年ねぶたに携わっています。
「ヤマト運輸ねぶた実行委員会」について
青森ねぶた祭は、東北三大祭りの一つとしても有名なお祭りですね。川村さんはいつから携わっているのですか?
- 川村さん
ヤマトに入社する前から、別の団体に所属して参加していました。ヤマトに入社した1994年からは、ヤマト運輸ねぶた実行委員会に所属して参加しています。今年でちょうど30年目になります。
30年!すごいですね!ちなみに何名ぐらい所属しているのですか?
- 川村さん
「ヤマト運輸ねぶた実行委員会」は、主管スタッフと青森市内の社員を中心にして約50名で活動しています。跳人(はねと)と呼ばれる踊り子は自由参加で500名位。多い時は、2,000名位の時もありました。
川村さんは、何を担当しているのですか?
- 川村さん
ねぶたで演奏を担当する囃子方(はやしかた)で、手振り鉦(てぶりがね)という楽器を担当しています。ヤマト運輸ねぶた実行委員会の囃子方は「夏響会(かきょうかい)」という団体で、約80名が所属し、そのうちヤマトの社員は10名程度、残りの70名は地域の皆さんです。
手振り鉦を持つ川村さん
実際に手振り鉦の演奏を披露していただきました!
手振り鉦は、とても音色が素敵ですね!でも、難しそう…。
- 川村さん
鉦は手首の使い方や、鉦を打つ位置によって音色が変わります。より正確にきれいな音を出せるように心掛けています。仕事が忙しいときには練習に参加できないこともありますが、年間を通して練習に励んでいます。
囃子方の魅力は何でしょうか。
- 川村さん
「ねぶた祭りが!囃子が!大好きなメンバー」が集まっていることです。切磋琢磨しながらみんなで楽しく練習に励んでいます。ねぶた祭の本番では観客から手拍子やたくさんの応援をいただき、時にはお客さんと一緒に跳ねたり囃子をしたり、とにかく楽しいです。

「クロネコヤマトの宅急便♬」独自の掛け声が大人気
ヤマトのねぶたについて教えてください。
- 川村さん
ヤマトのねぶたは大型で、ねぶた師として第一線で活躍し続ける第6代名人・北村隆さんが制作しています。今年のねぶたのタイトルは「綱館(つなやかた)」です。
下絵をもとに、ねぶたが制作されます。「綱館」は平安時代、源氏綱が九條羅生門で鬼の腕を落として、それを家に持ち帰った後、腕を取り返そうと企んだ鬼が綱の伯母に化けて、綱の家を訪問。「鬼の腕を見せてください」と綱に頼み、腕を持ってきたところで正体を現し、腕を取り返そうとするお話。
実際に完成したねぶた
ほかにも特長はありますか?
- 川村さん
ヤマト独自の掛け声です。「クロネコさん、クロネコさん、クロネコヤマトの宅急便♬ はい! ラッセーラー、ラッセーラー…」というのですが、この掛け声がとても人気で。地域の人は皆やりたがるんです。ねぶた祭には、全部で23団体が参加していますが、この掛け声のおかげで、ヤマトのねぶたは毎年、大人気です(笑)。
左から川村さん、掛け声を見せてくださった青森東営業所 櫛引 昭宏さん(中央)、ヤマト運輸ねぶた実行委員会委員長の小川 芳国さん(右)
確かにとても楽しそうですね!練習はどれぐらいしているのですか?
- 川村さん
年間を通して練習しています。8月~5月は月に1~2回、6月は週2回位、ねぶた祭の本番直前は週3回位です。


お客さまから応援も!地域に根付くヤマト
ねぶたに参加することで仕事に変化はありましたか?
- 川村さん
地域の多くのお客さまがねぶたに参加し、ヤマトのねぶたを知っているので、ねぶたの時期が近づくとお客さまからよく声をかけられます。「ヤマトさん、頑張ってね」とか「見てるよー!」と。
地域の方が、たくさん応援してくれるのですね。
- 川村さん
そうですね。やっぱりねぶたをきっかけにお客さまから声を掛けてもらえたり、顔を覚えてもらえたりすると、仕事の励みにもなります。お客さまには、仕事とは違う側面を見ていただけるので、より身近に感じていただけるのかもしれません。
ほかにも影響を感じることはありますか?
- 川村さん
地域の方と一緒になって盛り上がるので、一体感が生まれます。地域に根付く会社としての信頼につながっていると感じます。
上司や同僚からのメッセージ
- 主管支店長 倉橋 征示さん
青森ねぶた祭は、ねぶたの作り手と運行、囃子方の三位一体が魅力。ヤマトの仕事も同じで、皆で一致団結して、リレーをつないでいきます。川村さんは仕事でも、ねぶたでも、一生懸命。営業所の代表としてお客さまに接し、お客さまからよく声をかけられるほど信頼も厚い。これからも仕事でも、ねぶたでも、ヤマトを代表する人材として頑張ってほしいと思っています。
- 青森主管支店 営業担当 アシスタントマネージャー(ヤマト運輸ねぶた実行委員会 委員長) 小川 芳国さん
川村さんは、仕事では教えてもらうことが多い、頼れる先輩。そして、ねぶたになると、人が変わります(笑)。粋がよく美しい囃子方です!
- 青森主管支店 人事・総務担当 小島 由紀子さん
3人のお子さんのお母さんでもある川村さん。お子さんが小さい頃から、子どもの手を引きながらねぶたに参加されていました。ねぶたの時は約3キロも歩きますが、川村さんもお子さんもとにかく一生懸命頑張っていました。とてもバイタリティ溢れる人です!
ねぶた制作に携わり弟子入りしている社員も!
青森西営業所 SD 倉内 裕太さん
普段はSDとして集配をしていますが、ねぶた師の先生に弟子入りし、ねぶた制作に携わっています。小さい頃に「ねぶた小屋」を訪れたのが最初のきっかけです。好きな事を好きでい続ける事は難しいと実感していますが、私にとってねぶた制作は生きがいです。


当日のようすをご紹介
今年の青森ねぶた祭は、8月2日(水)~7日(月)に開催されました。

夏響会の仲間と一緒に♬
左から、人事・総務担当 小島さん、川村さん、弘前城東営業所SD 藤岡 祐子さん、夏響会会長 白取 一幸さん
コンテンツから探す
冊子
シゴト
ニュース
福利厚生
プレゼント・投稿
コンテンツから探す
冊子
シゴト
ニュース
福利厚生
プレゼント・投稿
冊子







