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用語集|ロジセンターでよく使われる用語を一覧で解説!

2023.06.07

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社内でよく耳にするけど、意味がわからない・・・そんな経験はありませんか?

社内で使われる用語の中には、ヤマトグループ独自の用語や物流業界特有の言い回しもあります。

そんな社内用語をまとめた「にゃるほど!ヤマト単語帳」、通称「ヤマ単」。

今回は「ロジセンターでよく使う用語」を一覧で解説します!

 

ロジセンターでよく使う言葉をご紹介!

■庫内作業

 倉庫内の作業のこと。 届いた荷物の荷下ろし、棚への収納、 商品の検品、ピッキング、 梱包、 ラベル貼り、トラックへの積み込みなどがあります。

 

■在庫管理

 必要な量を、必要な場所へ、必要なときに供給できるように、最適な状態・量で供給できるよう管理すること

 

■流通加工

 流通の過程で消費者やユーザーの利便性を高めるとともに、商品に付加価値をつけるために行われる一連の加工作業のこと

 

■ピッキングリスト

 倉庫内でピッキングを行う際に利用する作業伝票のこと。一般的には、商品を集めるために「商品コード」と「数量」が記載されています。その他、商品の保管場所を示す「ロケーションコード」を記載することで、ピッキング作業を効率化することもあります。

 

■検品

 商品が納品された際に、品質や個数、内容を検査すること

 

■ロット

 輸送および荷役、保管を行う際の貨物の処理単位のこと

 

■リードタイム

 納品期間とも呼ばれ、商品を発注してから納入されるまでの期間(日数)

 

■標準化

 誰もが同じように成果を挙げられるように、業務プロセスを組織的に最適化すること。

 例えば、手順書を作成し、そこに記載された作業内容・工程・品質基準などを遵守して業務を進めることはその典型です。

 

■原単位(原動作単位)

 物事を捉える最小単位のこと。製品を一定量を生産するのに必要な各生産要素(原料・動力・労働力など)の量を指します。

 ヤマト運輸では、手順書の作成において、作業を行う上で必要な動作レベル要素まで分解したものを「動作の原単位(原動作単位)」と呼称しています。

 

■セル型

 複数の作業工程を、一人の作業員が連続して行う作業方法のこと。作業工程を細分化した方式に対して、作業工程間の滞留や手待ちが発生しづらいことがメリット。その一方で、要求されるスキル範囲が広くなるので、作業者の教育訓練が課題となることも。

 

■3ムダラリ

 ムダ・ムラ・ムリのこと。
「ムダ」が「ムラ」を生み、その結果「ムリ」が生じるという考え方で、「ムダ」を無くすことが最も重要とされています。

 

■PDCAサイクル

 Plan(計画)→Do(行動)→Check(評価)→Action(改善)の4段階を繰り返して業務を継続的に改善する方法のこと

 

■5S

 整理、整頓、清掃、清潔、しつけのこと。それぞれの頭文字の「S」から「5S」と呼んでいます。(日本独自の用語)
すべての業務の基本で、必要なモノと不要なモノを見極めて、不要なモノを捨て、必要なモノを効率的に配置する「2S(整理・整頓)」が最も重要で、その状態を維持するために行うのが「清掃、清潔、しつけ」です。

 

■小変活動

 小変・中変・大変という改善活動の分類呼称から転じて、作業者の日々の気付きやアイデアを基にしたヤマト運輸での改善活動のこと

 

■ABC分析

 出荷頻度や商品の重要度などから高い順にA、B、Cと3つのグループに分けて優先度を決める手法のこと

 

■アウトソーシング

 業務の一部を社外へ委託すること

 

■ロジスティクス

 必要なときに必要なものを必要なだけ供給できる仕組み

 

■コントラクトロジスティクス

 長期的な契約のもと、倉庫内での在庫保管・荷役作業だけでなく、輸配送を含む物流全体と在庫の最適化などを包括的に請け負い、それに対する対価をもらうこと。物流全体の最適化によって、お客さまのビジネスの成長を後押しします。

 

■コントラクトロジスティクスオペレーショナルエクセレンス部(=CLOE部)

 オペレーション現場に深く入り込み、論理的な分析手法に基づいて改善活動を進めていく役割を担う部署。改善活動の横展開やKPI管理などによる標準化を推進します。営業とオペレーション現場をつなぐことで、お客さまから信頼されるロジセンターへの変革を遂行します。

 

■KPI

 Key Performance Indicatorの略で、日本語では「重要業績評価指標」。重要な戦略目標の成果を定量的に測定する指標のこと

 

■3PL

 3rd Party Logisticsの略。物流戦略の企画立案や物流システムの構築を、荷主企業から包括的に受託し、荷主企業に代わって実施すること

 

■TC

 Transfer Centerの略で、日本語では「通過型流通センター」。多数の出荷先へ荷物を振り分け、配送業務を行うために設置された倉庫のこと

 

■DC

 Distribution Centerの略で、日本語では「在庫保管型センター」。大量・多品種の商品を一旦保管し、必要に応じて少量多頻度に出荷出来るように整備された倉庫のこと。

 

■WMS

 Warehouse Management Systemの略で、物流センターにおいて業務を効率化するために利用する「倉庫管理システム」のこと。
物流倉庫の入出庫管理~在庫管理・労務管理・ピッキング・梱包出荷など様々な業務情報を管理することもできます。

 

■TMS

 Transport Management Systemの略で、「輸配送管理システム」のこと。商品が物流センターから出荷された後、届け先までの輸配送をトータル管理します。

 

■EDI

 Electronic Data Interchangeの略で、「電子データ交換」のこと。企業間の受発注や帳票のやりとりなど、これまで書類でやりとりしていた業務をオンラインで行います。

 

■RFID

 Radio Frequency Identificationの略で、無線データ通信を利用した認識技術のこと。離れた位置(非接触)でデータの読み取り、書き込みを行います。バーコードに比べ、非接触であること、被覆可能であること、複数同時読み取りが可能であることなどがメリットです。

 

■ASN

 Advanced Shipping Noticeの略で、ベンダー(商品の供給元)が物流センター側に出荷情報を事前に通知すること。「事前出荷情報」もしくは、物流センター側から「入庫予定データ」と呼ばれています。

 

■クロスドッグ

 複数のベンダー(商品の供給元)から届いた商品を在庫保管せずにそのまま出荷する、積み替えを中心とした拠点機能のこと。荷受けの接車場(ドック)から、発送の接車場(ドック)へ貨物が移されていくことが名称の由来とされています。

 

■マテハン

 マテリアルハンドリングの略で、荷役、運搬作業等の物流業務を効率化するために用いられる作業機械のこと。車やパレット、フォークリフト、コンベアなどがあります。

 

■物情(モノ情)図

 「物と情報の流れ図」の略(英語名はVSM,Value Stream Mapping)。ビジネスプロセスや、運用設計の全体図、問題箇所を発見するための業務プロセスに、物流量、作業量や滞留量などを添えたもの。視点が細かくなり過ぎず、全体を俯瞰して見るのに適した図法です。

 

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