【検索できます！】ヤマト社員なら理解しておきたい！用語集

2023.02.24公開

2024.05.17更新

社内でよく耳にするけど、意味がわからない・・・そんな経験はありませんか？

社内で使われる言葉の中には、ヤマトグループ独自の用語や物流業界特有の言い回しもあります。

そんな社内用語をまとめた「にゃるほど！ヤマト単語帳」、通称「ヤマ単」。

このページでは、わからない用語があった時に検索できるよう、不定期に更新していきます。

検索はこちらから

あ行　・　か行　・　さ行　・　た行　・　な行　・　は行　・　ま行　・　や行　・　ら行　・　わ行　・　アルファベット、数字他

あ行

■アウトソーシング

　業務の一部を社外へ委託すること

■アカウント

　会社として向き合うと定めた既存（もしくは見込み）顧客

■アカウントマネジメント

　法人のお客さまとの関係強化（取引の維持と拡大）を目的とした営業のあり方。アカウント顧客のビジネスの目的と目標、戦略を深く理解し、その達成を支援する

■アカウントマネージャー

　担当するアカウント顧客のビジネスの目的や目標、戦略を理解し、その達成を支援するアカウント責任者。アカウント顧客の目標達成により、ヤマトの営業目的を達成し、自らも成長することを目指す

■揚荷（あげに）

　営業所→ベースの荷物の輸送のこと。「揚げ」とも言う。

■インサイドセールスエグゼクティブ（ISE）

　既存顧客との取引内容の変化や顧客の経営環境変化に対して、電話・Eメール・DMなどを用いて、非対面で営業する人。提案できる余地を探り、新規取引拡大を狙うとともにロストを防ぐ

■インダストリーマネージャー

　産業（インダストリー）傘下のアカウントマネージャーを統括し、産業ごとの戦略立案と営業推進を行う責任者

■インバウンド

外国人が訪れてくる旅行のこと。 日本へのインバウンドを訪日外国人旅行または訪日旅行

■インボイス制度

　売手が買手である事業者に対して、正確な適用税率や消費税額を伝える制度。

　10％と8％という複数の消費税率に対応した消費税額を正確に把握し、消費税に関する不正やミスを防ぐことを目的としています。

■インボイス（適格請求書）

　現在使われている「請求書」や「領収書」にインボイスの「発行事業者登録番号」、「適正税率」および「消費税額等」を追加したもの

■受け取り場所変更

　クロネコメンバーズ会員であれば、コンビニや取扱店、宅配便ロッカー（PUDOステーション）、ヤマト運輸の営業所※に受け取り場所を変更できます。※営業所はメンバーズ以外の方も受け取れます

 ■裏判

　お客さまの都合で受取辞退された際に、配達に伺ったことの証明として配達票の裏に認印をいただくこと

■運行（うんこう）

　ベース⇔ベースの輸送のこと

■営業所

　地区の営業拠点として集荷と配達を行う店

■越境EC

　インターネットを活用して、海外の商品を日本で購入する通信販売のこと

■エリアカスタマー（AC)

　地域の法人のお客さま。セールスドライバー・所長と地域・本社が連携し、「宅急便＋α」の価値提供を推進

■延着

　荷物が予定日時になっても到着しないこと

■置き配

　宅急便などの荷物を対面のお届けではなく、ご自宅敷地内の玄関ドア前やガスメーターBOX等へお届け（配達）すること。ヤマト運輸と連携したオンラインショップ等で注文した商品のお届けの際などに利用できます。お客様のご都合に合わせて、様々な受け取り方法を選ぶことができます。

■オフセット

　自社削減活動で削減しきれないGHG排出量を他社の削減活動への投資で埋め合わせること

■オペレーション

　業務の目標を達成するために、運営・推進する手順を定め、またそれに沿って実行する一連の作業、実務のこと

■親番

　仕分けコードの最初の２桁※の数字のこと 　例：60-40-31

　都道府県レベルを表しています。

　※3桁で設定されていますが、現在は3桁のコードがないので、2桁で運用しています

か行

■カーボンオフセット

　＝オフセット

■カーボンニュートラリティ

　温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすること

■カーボンニュートラリティ宣言

　宅急便・宅急便コンパクト・EAZY（宅配便３商品）のGHG排出量を2022年度に実質ゼロにし、この状態を2050年まで毎年達成することを表明した宣言

■カーボンニュートラル

　温室効果ガスの排出量が実質ゼロな状態

■カーボンニュートラル配送宅急便

　宅配便３商品がカーボンニュートラルな商品であることを示すもの。サービス自体は従来と同じ。

■簡易インボイス（適格簡易請求書）

　不特定多数のお客さまと取引を行う会社が宛名などを省略して交付するインボイス。

　ヤマト運輸の場合は、現収計上のお客さまに対して、送り状やPPシールを「簡易インボイス」として交付することが認められています。

■関税

　海外からの輸入品に対して課される税のこと

■外貨（＝外国貨物）

　輸入する場合は、日本国内に到着しているものの輸入許可が下りていない荷物のこと

　輸出する場合は、輸出許可が下りた荷物のこと

■機密文書リサイクルサービス

　重要文書を箱に入れ、ヤマト運輸が回収し溶解処理するサービス。量に合わせて、ボックスタイプ（ECO BOX）、ポストタイプ、ラックタイプの3種類から選べる。法人および個人事業主のお客さまが対象。

■キャッシュレス決済

　現金以外の方法（電子マネー、コード決済、クロネコメンバー割、にゃんPay、オンライン決済※）で支払うこと。

※オンライン決済は「宅急便をスマホで送る」のみ対応

■キャパシティ

　ベース、営業所などの各拠点で請け負える業務量

■キャリア

自ら輸送手段（船舶・航空機・トラック・JRなど）を持って輸送する事業者のこと

■拠点集約・大型化

　都心部を中心に小規模・多店舗展開してきた宅急便営業所を集約・統合して1つの大規模営業所にすること　

■禁制品

国際宅急便を送る際、法律・条約などにより、送ることができない品物のこと

https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/customer/send/services/oversea/caution.html

■口割れ

　複数口でお預かりした荷物が、送り状に記載された個数よりも少ない状態で配達担当店に到着すること

■クリーン便

　誤った行先の荷物が到着した際に、正しい行先のベースに送り込むなど、通常の流れとは異なる時間にベース間を輸送する運行便のこと

■クール宅急便専門ドライバー（CD）

　クール商品の配達に特化したドライバー（特定地域限定）

■クロスドッグ

　複数のベンダー（商品の供給元）から届いた商品を在庫保管せずにそのまま出荷する、積み替えを中心とした拠点機能のこと。荷受けの接車場（ドック）から、発送の接車場（ドック）へ貨物が移されていくことが名称の由来とされています。

■クロネコたまご

　社内提案制度。「業務改善と効率化」や「社員の意欲向上」につながる提案、新商品・新サービスに関する提案を募集しています。

　他の人の提案への投票や、意見を書き込むこともできます。実現に値する提案、実現した提案については、褒賞が授与されます。

　クロネコたまごはこちらから

　※会社PCからご覧ください

■クロネコボックス

　ヤマト運輸で販売している梱包用段ボールの総称。クロネコマーケットから購入できます

■クロネコメンバーズ（＝KM)

　宅急便の「受け取る」「送る」をより便利にご利用いただける、個人のお客様向け会員制サービス。「お届け予定通知」や「ご不在通知」などでお荷物のお届け予定やご不在時のお届けのお知らせを受け取ることができ、その場で受け取り日時や場所を指定できます。また、宅急便の発送手続きがスマートフォンで完結でき、お得な割引サービスも利用できます。

■クロネコメンバー割

　クロネコメンバーズの方がご利用できる、ヤマト運輸独自のプリペイド型電子マネー。事前にチャージしておくことで、タッチだけで支払えるうえ、宅急便などの料金が割引になります。

ご利用には、電子マネー機能つき（nanaco、楽天Edy、WAONから選択可能）のクロネコメンバーズカードが必要です。
※一部、割引対象外のサービスがあります。

■クロネコゆうパケット

　小さな荷物をヤマト運輸が預かり、日本郵便の配送網で郵便受けにお届けするサービス。お客さまから荷物をお預かりしたのち、3日～1週間ほどで、郵便局の配達員が郵便受けにお届けします。

　※利用エリアは段階的に拡大し、日本国内全ての地域を対象とする予定です

■現収

　未収以外の現金※収入のこと。

　※キャッシュレス決済も含む

■原単位（原動作単位）

　物事を捉える最小単位のこと。製品を一定量を生産するのに必要な各生産要素（原料・動力・労働力など）の量を指します。

　ヤマト運輸では、手順書の作成において、作業を行う上で必要な動作レベル要素まで分解したものを「動作の原単位（原動作単位）」と呼称しています。

■現認（げんにん）

　荷物事故の可能性がある荷物を、社員立ち合いでお届け先のお客さまに開封してもらい、中身に異常がないか確認していただくこと

■検品

　商品が納品された際に、品質や個数、内容を検査すること

■航空搭載

　荷物の内容物に航空機で輸送できない荷物（航空危険物）が含まれていないことを確認して航空機に搭載すること

■国際宅急便

世界の国々へ贈り物や商品等を送る場合にご利用いただける、海外向けの宅急便です。

詳しくはこちら：https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/customer/send/services/oversea/

■庫内作業

　倉庫内の作業のこと。 届いた荷物の荷下ろし、棚への収納、 商品の検品、ピッキング、 梱包、 ラベル貼り、トラックへの積み込みなどがあります。

■子番

　仕分けコードの2つ目の２桁の数字のこと　例：60-40-31

　市区群レベルを表しています。※UPS店所用・EAZY用などの特殊なパターンもあります。

■コードミス

　お届け先住所と仕分けコードが一致していないこと

■コールドボックス

　クール宅急便の輸送に使用するボックス。機械式、蓄冷剤式、簡易式の3種類に大別できる

■コントラクトロジスティクス

　長期的な契約のもと、倉庫内での在庫保管・荷役作業だけでなく、輸配送を含む物流全体と在庫の最適化などを包括的に請け負い、それに対する対価をもらうこと。物流全体の最適化によって、お客さまのビジネスの成長を後押しします。

■コントラクトロジスティクスオペレーショナルエクセレンス部（＝CLOE部）

　オペレーション現場に深く入り込み、論理的な分析手法に基づいて改善活動を進めていく役割を担う部署。改善活動の横展開やKPI管理などによる標準化を推進します。営業とオペレーション現場をつなぐことで、お客さまから信頼されるロジセンターへの変革を遂行します。

■コントラクトロジセンター

　大規模かつ複雑なオペレーションを有するロジセンター

■誤仕分け

　荷物の仕分けを誤り、結果的に誤った行先に輸送してしまうこと

■誤着

　正しい配達店ではなく、他の店に着いてしまった状態

　（〇〇ベースに誤着、△△センターに誤着…）

■誤配

　荷物を間違ったお届け先に配達してしまうこと

さ行

■再生可能エネルギー

　資源に限りのある化石燃料（石炭・石油など）と異なり、一度利用しても資源が枯渇せず、繰り返し利用できるエネルギーのこと。水力・風力・地熱・バイオマス・太陽光など

■在庫管理

　必要な量を、必要な場所へ、必要なときに供給できるように、最適な状態・量で供給できるよう管理すること

■撮像（さつぞう）

　業務用端末で写真（画像）を撮影すること
　例）・置き配の荷物の写真を撮る

　　　　→【効果】お客さまに配達完了を写真を添えてお伝えできる
　　　・送り状の写真を撮って計上する

　　　　→【効果】お届け先情報をデータ化することで、クロネコメンバーズのお客さまがお届け予定通知や受け取り場所変更機能を利用できる他、集配の自動ルート組みなどにも活用できる
　　　・異常荷物コミュニケーションアプリで、荷物事故の荷物を撮影する　

　　　　→【効果】荷物の状態を手入力する手間なく正確に伝えられる

■サービスレベル

　荷物をお預かりしてから配達するまでの所要日数

■サプライチェーン

　製品の原材料調達から、製造、在庫管理、流通、販売に至るまでの一連の流れ

■サプライチェーンマネジメント（SCM）

　製品の原材料調達から、製造、在庫管理、流通、販売に至るまでのお客さまの物流全体の最適化を図ること

■支社

　現在の「地域統括」のこと

■システムセールスエグゼクティブ（SSE）

　システムが関係する営業の活動支援を行う人。システム面での業務設計を行い、新規案件の成約・導入までを担う

■下払い

　傭車会社などの業務委託先に支払うこと、またはその費用

■修正インボイス

　交付したインボイスに誤りがあった場合に交付する、修正したインボイス

■小変活動

　小変・中変・大変という改善活動の分類呼称から転じて、作業者の日々の気付きやアイデアを基にしたヤマト運輸での改善活動のこと

■仕分けコード

　荷物の届け先を示す、3桁-2桁-2桁の番号。前から順に、親番-子番-孫番と呼ぶ。

　※現在3桁の親番がないため、2桁-2桁-2桁で運用しています。　

　　例：60-40-31（060-40-31ですが最初の0を省略）

■シングルタスク

　配達に特化するなど、1つの作業を行うこと

■自社削減活動

　事業活動に伴って排出されるGHG排出量を削減するための取り組み。

　ヤマトグループでは、EVや太陽光発電設備の導入、省エネルギーの推進、ドライアイス使用量ゼロの運用構築に取り組んでいます。

■セル型

　複数の作業工程を、一人の作業員が連続して行う作業方法のこと。作業工程を細分化した方式に対して、作業工程間の滞留や手待ちが発生しづらいことがメリット。その一方で、要求されるスキル範囲が広くなるので、作業者の教育訓練が課題となることも。

■セールスフォース（SFA）

　”Sales Force Automation”の略称。営業活動を支援し、営業プロセス全体の効率化を図る手法。またそれを実現するツールの総称。営業支援システム。

■税関

　港や空港などで、貨物の輸出入の許否、関税などの賦課・徴収、船や航空機および旅客の携帯品の取り締まりなどの事務を取り扱う官庁のこと

■税番（＝税表番号）

　世界共通で使われる輸出入する品目を分類するための番号のこと

　税番ごとに定められた関税率によって、関税が決定します。

■早配（そうはい）

　ご希望された指定日時や時間帯よりも早く配達してしまうこと

■ソリューション

　お客さまの抱える課題を解決すること

た行

■宅急便をスマホで送る

　スマートフォン内で、お荷物の発送手続きが完結できるサービス。

　クロネコメンバーズ会員であれば、PUDO・コンビニからの発送などさらに便利にサービスを利用可能です。

■宅配便３商品

　宅急便・宅急便コンパクト・EAZYの３商品のこと

■着払い

　お届け先のお客さまが、荷物の受け取り時に運賃を支払うこと

■注意シール

　荷物の取り扱いに関する注意事項を完結に表示したシール

■通関

　送るもの（輸入するもの）・数量・金額・輸出先（輸入先）等を税関に申告して輸出入の許可をもらうこと

■定時集荷

　同じお客さまに決まった時間帯に訪問して荷物を預かること。

　新規顧客の営業では武器になります。

■訂通

　宅急便・DM便、資材販売、附帯計上など、ＰＰやWS（ワークステーション）等での計上に対して、発送計上の取消しや運賃・請求先顧客の誤りを訂正すること。もとは「原票訂正通知書」の略語で、売上訂正を経理部門等へ通知する帳票のことを指していたと思われるが、転じて売上訂正することを指すようになった。

■デリバリードライバー（DD)

　配達に特化したドライバー

■テレコ

　伝票をはりまちがったために発生する状態。Aの荷物にBの伝票、Bの荷物にAの伝票というように伝票と荷物が一致しないこと。

な行

■荷受確認書

国際宅急便を送る際、開披検査を行い、インボイス記載の物品と実際の荷物の内容が合っていることを証明するために、ヤマト運輸が独自に作成しお客さまにご記入いただいている書類

■荷確（にかく）

　＝荷受確定。B2やEDIなど、発荷主様から出荷予定データをご提供いただいている荷物をお預かりした際に入力する作業。出荷予定データには顧客コードやお届け先情報などが含まれているので、伝票番号とサイズ品目を入力するだけで簡単に計上できます。

■にゃんPay

　クロネコメンバーズ会員専用のコード決済サービス。ヤマト運輸公式アプリをダウンロードし、金融機関口座を設定いただくと運賃（送料）や、資材料金のお支払いにご利用いただけます。
にゃんPayで運賃（送料）をお支払いいただくと発払い運賃が12％割引になります。
※一部割引対象外のサービスがあります。関連リンクを参照ください。

ヤマトニュースwebでの解説記事はこちら

9月12日(月）からクロネコメンバーズ向けのスマホ決済「にゃんPay」が始まります！

 

ヤマトニュースweb内でもよくある質問にお答えしています！

【質問・ご意見も受付中！】にゃんPayの「よくある質問」にお答えします！

■ネコピット

　送り状発行やクロネコメンバーズの新規登録、登録情報の修正などができる端末。 全国の営業所に設置しています。

■ネコペディア

　主にサービスセンターやコールセンターで働く社員向けの検索システム。

　遅延情報やサービスの詳細、FAQなどが掲載され、お客さまからの問い合わせに対して適切に対応できるようにしています。

　ネコペディアはこちらから

　※会社PCからご覧ください

■ネコポス

　小さな荷物を宅急便レベルの翌日配達でポストに投函するサービス。ヤマト運輸と契約のある法人、個人事業主のお客さまの他、個人間取引サイト（メルカリ、Yahoo!フリマ、Yahoo!オークション、ラクマなど）で取引された場合にもご利用いただけます

　※2023年10月から順次終了し、新たに「クロネコゆうパケット」の取り扱いを開始しています。

■ネットワーク・オペレーション構造改革

　EC拡大による荷物の増加やクール宅急便需要の増加などお客さまニーズや流通構造の変化に対応し、社員にとっても働きやすい労働環境にするために、従来の宅急便のネットワークやオペレーションを変えること。具体的には、「発送・到着作業の分離」や、「EC物流ネットワーク」「法人専用輸配送ネットワーク」「保冷専用ネットワーク」の構築、「拠点集約・大型化」などに取り組むこと。

■燃油サーチャージ

正式名称は「燃油特別付加運賃」。主に国際線においてチケット代に上乗せされて徴収される料金。飛行機の燃料である石油の価格に応じて料金が変動し、価格が一定以下に下落した場合は徴収されないケースもある

は行

■ハキダシ

　宅急便１個（ＤＭ便１冊）を発送するごとに、発店から徴収するお金のこと 。発ベースや着ベース、配達店等に配分されます。荷物を配達するまでにかかるコストを確保するとともに、ネットワークの維持や全体最適を実現するための原資としての役割をもっています。

■発行事業者登録番号

　課税事業者が適格請求書発行事業者として登録している番号。ヤマト運輸の番号は「T1010001092605」

■発送・到着作業分離

　これまで同一拠点（ベース）で行っていた発送と到着作業を、それぞれ別の拠点に分けて行うこと

■発払い

　ご依頼主がお届け先までの運賃を支払うこと、標準的な運賃支払い方法

■判取り

　配達票にお客さまの認印（またはフルネームのサイン）をいただくこと

■標準化

　誰もが同じように成果を挙げられるように、業務プロセスを組織的に最適化すること。

　例えば、手順書を作成し、そこに記載された作業内容・工程・品質基準などを遵守して業務を進めることはその典型です。

■ピッキングリスト

　倉庫内でピッキングを行う際に利用する作業伝票のこと。一般的には、商品を集めるために「商品コード」と「数量」が記載されています。その他、商品の保管場所を示す「ロケーションコード」を記載することで、ピッキング作業を効率化することもあります

■ピックアップドライバー（PD）

　集荷に特化したドライバー

■複数口

　1枚の送り状で2個以上の荷物を取り扱うこと

■フィールドセールスエグゼクティブ（FSE）

　担当のエリアと顧客を持つ営業責任者。顧客の要望や課題をKKKSなどの手段や訪問により把握する。顧客に徹底的に向き合い、課題解決により収益拡大を行う

■フォワーダー

自らは輸送手段を持たず、船舶・航空機・トラック・JRなどを利用し、荷主と直接契約して貨物輸送を行う事業者のこと。法律では「利用運送事業者」と定義され、貨物利用運送事業法の規制を受けます

■フォワーダーチャーター

フォワーダーチャーターとは、フォワーダー（利用運送事業者)が航空機の貨物スペースを1機丸ごと借りて荷主と運送契約を結ぶこと

■フォワーディング（=FWD）

輸出入を行おうとする荷主から貨物を預かり、実際に貨物を輸送する船会社や航空会社などとやり取りをして、輸送の手配をすること

■フルフィルメント

　受注、商品保管、ピッキング、梱包、出荷、配送などECにおける物流の一連の業務のこと。ヤマトグループでは、梱包・出荷業務以降を代行するピック＆デリバリーと、すべての業務を代行するフルフィルメントサービスを提供している

■PUDO（プドー）

　＝PUDOステーション。Packcity Japanが運営するオープン型宅配便ロッカーで駅や商業施設などに設置しています。ヤマト運輸以外の宅配会社※も使用することができます。お客さまが24時間都合のよいタイミングで、宅急便の「受け取る」「送る」を便利にご利用いただけます。
※ヤマト運輸以外の宅配会社は、一部利用できないPUDOもあります。

■PUDO受け取り

　クロネコメンバーズの受け取り場所変更で、受け取り場所をPUDOに選択すること。ご指定の場所に荷物が納品され、受け取り可能な状態になると「納品完了通知」がお客さまに届きます。お客さまは記載された「認証番号」で本人認証を行って解錠し荷物を受け取れます。
※一部のECサイトでは、受け取り場所をはじめからPUDOに設定できます

■PUDO発送

　PUDOステーションから荷物を送ること。「宅急便をスマホで送る」や「メルカリ」「ヤフオク!」「Paypayフリマ」などのフリマサイトが対象。

■ベース

　地域間の運行、発送到着の仕分け、横持の3機能を有する店

■返還インボイス

　返品や値引きなど、売上に関わる対価の返還などを行う場合に交付するインボイス

■法人専用輸配送ネットワーク

　法人顧客から出荷されるパレットなど、宅急便規格外の荷物を輸送するネットワーク

■ボウズ

　荷物から伝票がはがれてしまい、誰の荷物かわからない状態。またはその荷物

■ボックス

　荷物の輸送に使うキャスター付き金属製のカゴ状のもの。正式にはロールボックスパレットという

■保税

　通関手続きが必要な荷物を関税（輸入税）を一時的に保留し、外国貨物を一定の制限を設けた保管場所で、税関の監督下に置くこと

■保税作業

　保税地域で税関の許可を受けて行う、内容物の点検、仕分等の作業のこと

■保税倉庫

　一時的に関税の徴収が保留された荷物（外国貨物）を保管（蔵置）する倉庫のこと

■保税地域

　輸入許可の下りていない荷物（外国貨物）を一時保管する許可を税関から得た指定場所のこと

　輸入貨物は、保税地域に入れた後に輸入申告し、税関チェック、必要な納税を経て輸入許可されます。

■保冷専用ネットワーク

　保冷に特化した大規模集約拠点と専門ドライバーによるクール商品の配達専用ネットワーク。1都3県を中心に23年～24年にかけて2拠点の立ち上げを予定。

ま行

■MYカレンダーサービス（まいかれんだーさーびす）

　曜日ごとに受け取りやすい時間帯や場所をあらかじめ設定することで、荷物の受け取り日時が指定の内容に自動で変更されるクロネコメンバーズのサービス。一度設定した内容は、変更や解除をしない限り保持されます。

■MY荷物一覧（まいにもついちらん）

　受取や発送の荷物状況を一括で確認・管理するクロネコメンバーズのサービス。

　【便利な機能】
　・受け取り・発送のお荷物の送り状番号が一覧で確認できます
　・各荷物の配達状況の確認や受け取り日時・場所の変更ができます
　・コンビニやPUDOで受け取る際に必要な受け取りバーコード・認証番号の確認ができます
　・「送り状番号」を手動で登録したり、荷物の詳細を記録するためのメモ機能があります

■孫番

　仕分けコードの最後の２桁の数字のこと　例：60-40-31

　町域レベルを表しています。※UPS店所用・EAZY用などの特殊なパターンもあります。

■マテハン

　マテリアルハンドリングの略で、荷役、運搬作業等の物流業務を効率化するために用いられる作業機械のこと。車やパレット、フォークリフト、コンベアなどがあります。

■マルチタスク

　配達に加えて集荷と営業を行うなど、複数の作業を行うこと

■未計上

　荷物は発送されているが、売上計上の入力モレで、荷物の売上情報がない状態のこと

■未収

　法人契約をしており請求書などで締め日にまとめて支払う方法

■未着

　配達店に荷物が届いていない状態のこと

■持込

　荷物を発送するお客さまに、ヤマト運輸の直営店やコンビニエンスストア、一般取扱店にお持ち込みいただくこと

■物情（モノ情）図

　「物と情報の流れ図」の略（英語名はVSM,Value Stream Mapping）。ビジネスプロセスや、運用設計の全体図、問題箇所を発見するための業務プロセスに、物流量、作業量や滞留量などを添えたもの。視点が細かくなり過ぎず、全体を俯瞰して見るのに適した図法です。

や行

■ヤマトビジネスメンバーズ

　未収のお客さまを対象にした、送り状作成から配送状況の確認、請求書の受け取りや資材購入など、お客様の業務支援を行うwebサービスです。ご利用には、ヤマト運輸と掛け売り契約(未収契約・請求書払い)後、ヤマトビジネスメンバーズの登録が必要です。

■輸出通関

　日本から海外に送る荷物の通関を行うこと

■輸入通関

　海外から日本に到着する荷物の通関を行うこと

■横持（よこもち）

　ベース⇔営業所の輸送のこと

■予冷

　クール宅急便で、荷物の中身を予め適正な温度にしておくこと

　※冷凍は－15℃以下で12時間以上、冷蔵は10℃以下で6時間以上

ら行

■落伝（らくでん）

　荷物から送り状がはがれてしまうこと

■らくらく送り状発行サービス

　ヤマト運輸公式アプリや、クロネコメンバーズサイトから予め必要な情報を入力し、デジタル送り状の発行ができるサービスです。

　【利用方法】
　　①ヤマト運輸公式アプリで送り状を予約発行
　　②web集荷申し込み時に送り状を依頼
　　③営業所に設置されているネコピットで送り状作成

■ラストマイルキャパシティ

　最終拠点(営業所)からエンドユーザー(受人)への配送能力

■リードタイム

　納品期間とも呼ばれ、商品を発注してから納入されるまでの期間(日数)

■流通加工

　流通の過程で消費者やユーザーの利便性を高めるとともに、商品に付加価値をつけるために行われる一連の加工作業のこと

■リングスキャナー

　大型拠点など一部の施設で使用している、指に装着できる小型スキャナー。

　荷物の情報入力に使用します。荷物とボックスのQRコードを紐づけることで、一括持出やロケーション管理も可能にします。

■ロジスティクス

　必要なときに必要なものを必要なだけ供給できる仕組み

■ロット

　輸送および荷役、保管を行う際の貨物の処理単位のこと

わ行

■ワークスケジュール

　営業所の事務業務の手順と時間割を定め、一日の業務の流れを整理したもの。
　誰もが迷わず、いつ、何を、どのようにすべきか、求められる基準はどこかを可視化したツール。
　必要なタイミングで、必要なアクションを実行し、一日の拠点運営の安定化と効率化を支援する。

その他（アルファベット表記、略語など）

■ABC分析

　出荷頻度や商品の重要度などから高い順にA、B、Cと３つのグループに分けて優先度を決める手法のこと

■AC

　＝エリアカスタマーまたはアンカーキャスト（職種）

■AEO通関事業者

　貨物のセキュリティー管理と法令遵守の体制が整備された事業者に対し、税関が承認・認定する事業者のこと。

　ヤマト運輸も認定を受けています。

■ASN

　Advanced Shipping Noticeの略で、ベンダー(商品の供給元)が物流センター側に出荷情報を事前に通知すること。「事前出荷情報」もしくは、物流センター側から「入庫予定データ」と呼ばれています。

■BC

　＝ボックスチャーター株式会社

■B2（送り状発行システムB2クラウド）

　宅急便の送り状やネコポス、クロネコDM便の宛名ラベルを、お客さまのプリンタで無料で発行いただけるサービス。送り状のフォーマットはヤマト運輸が指定した形式。ヤマト運輸と契約のある法人、団体のお客さま、個人事業主のお客さまがご利用できます。

■CD

　＝クール宅急便専用ドライバー

■CLOE部

　＝コントラクトロジスティクスオペレーショナルエクセレンス部

■C2（自宅で送り状発行サービス）

　パソコンやスマートフォン（iPhoneのみ）とA4普通祇でカラー印字できるプリンタがあれば自宅で送り状を発行できるサービス

　C2について詳しくはこちら

■DC

　Distribution Centerの略で、日本語では「在庫保管型センター」。大量・多品種の商品を一旦保管し、必要に応じて少量多頻度に出荷出来るように整備された倉庫のこと。

■DD

　＝デリバリードライバー

■EAZY（イージー）

　ヤマト運輸と契約しているECサイトや個人間取引サイト（フリーマーケット・オークションサイト）向けの配送商品。EC購入者・EC事業者・配送事業者をデジタル情報でリアルタイムにつなぎ、購入・配送・受け取りの利便性や効率性を向上を目指す。対面受け取り以外の様々な指定場所での受け取りに対応

■EAZY CREW（イージークルー）

　「EAZY」をはじめとした荷物の配送パートナー

■EC

　Electronic Commerceの略で、日本語では「電子商取引」。「Eコマース」とも言われます。

　インターネットを通して商品やサービスを提供するビジネスのことで、ネット通販などが該当します。

■ECソートセンター

　大口のEC顧客から入ってきた発送分の荷物を仕分け、ECデリバリーセンターへ輸送する機能を有する拠点

■ECデリバリーセンター

　ECの荷物をメインに配送する拠点

■EC物流ネットワーク

　需要の高い都市部を対象としたＥＣに特化したネットワーク。 荷物の流れとしては、ＥＣ事業者（ＥＣフルフィルメントセンター）から出荷した荷物を、ＥＣ専用発送ターミナル（ＥＣソートセンター）で仕分けし、ＥＣ専用配達拠点（ＥＣデリバリーセンター）から配達パートナーがお届けします。

■ECO BOX

　機密文書リサイクルサービスで使用する専用箱

■EDI

　お客さまが自社開発した送り状のこと。またその送り状を発行するシステム。ヤマト運輸のデータ交換規約に基づいて作成いただいた「出荷予定データ」をヤマト運輸に伝送することができます。

■EN

　＝エキスプレスネットワーク株式会社

　※2023年9月に解散

■FSE

　＝フィールドセールスエグゼクティブ

■FWD

　＝フォワーディング

■GHG

　Green House Gasの略で、二酸化炭素（CO2）などの温室効果ガスのこと

■GHG排出量

　温室効果ガスの排出量

■ISE

　＝インサイドセールスエグゼクティブ

■ISO

　＝国際標準化機構

　国際取引を円滑化するために、世界共通の標準規格を制定する非政府組織

■KKKS

　”顧客関係管理システム”の略称。日々の集配などのSDの顧客接点を通じた顧客データを整備・体系化し、お客さまの声と合わせてデジタルデータとして蓄積し、営業所長やSDの営業活動の効率化を支援する仕組み。営業活動の活性化により、顧客満足と収益の向上を図ります

■KMカード

　＝クロネコメンバーズカード

■KPI

　Key Performance Indicatorの略で、日本語では「重要業績評価指標」。重要な戦略目標の成果を定量的に測定する指標のこと

■One Neco（ワンネコ）

　ヤマトグループの社内ポータルサイト。社内環境のみで閲覧できます。2024/4/16～Googleサイトに移行しました

　One Neco※会社PCからご覧ください

■PD

　＝ピックアップドライバー

■PDCAサイクル

　Plan（計画）→Do（行動）→Check（評価）→Action（改善）の４段階を繰り返して業務を継続的に改善する方法のこと

■PP

　SDが集配で使用する携帯端末のこと。ポータブルポスの略。

■RFID

　Radio Frequency Identificationの略で、無線データ通信を利用した認識技術のこと。離れた位置(非接触)でデータの読み取り、書き込みを行います。バーコードに比べ、非接触であること、被覆可能であること、複数同時読み取りが可能であることなどがメリットです。

■SCM

　＝サプライチェーンマネジメント

■SFA

　＝セールスフォース

■SP貨物

　SPはSmall packageの略。

　輸出者の戸口から輸入者の戸口まで運送する国際宅配便のこと

■SSE

　＝システムセールスエグゼクティブ

■SV

　＝スーパーバイザー

　本社に勤務する社員のうち、職場内のまとめ役又はけん引役としての職務が期待された役割

■TC

　Transfer Centerの略で、日本語では「通過型流通センター」。多数の出荷先へ荷物を振り分け、配送業務を行うために設置された倉庫のこと

■TMS

　Transport Management Systemの略で、「輸配送管理システム」のこと。商品が物流センターから出荷された後、届け先までの輸配送をトータル管理します。

■UPSワールドワイド・エクスプレス・セイバー

世界各国のUPSネットワークを使って、書類や貨物を、世界200ヵ国以上の国と地域へお届けするヤマト運輸のサービス

https://business.kuronekoyamato.co.jp/service/lineup/ups_wwe/index.html

■WMS

　Warehouse Management Systemの略で、物流センターにおいて業務を効率化するために利用する「倉庫管理システム」のこと。
物流倉庫の入出庫管理～在庫管理・労務管理・ピッキング・梱包出荷など様々な業務情報を管理することもできます。

■YSD

　＝ヤマトシステム開発株式会社

■YAW

　＝ヤマトオートワークス株式会社

■YCS

　＝ヤマトコンタクトサービス株式会社

■YHC

　＝ヤマトホームコンビニエンス株式会社　

■YBC

　＝ヤマトボックスチャーター株式会社

■YDM

　＝ヤマトダイアログ＆メディア株式会社

■YMC

　＝ヤマトマルチチャーター株式会社

■YCF

　＝ヤマトクレジットファイナンス株式会社

■YSS

　＝ヤマト・スタッフ・サプライ株式会社

■YGX

　＝ヤマトグローバルエキスプレス株式会社。2021年4月よりヤマト運輸に統合。

■YLC

　＝ヤマトロジスティクス株式会社。2021年4月よりヤマト運輸に統合。

■YGL

　＝ヤマトグローバルロジスティクスジャパン株式会社。2021年4月よりヤマト運輸に統合。

■YPC

　＝ヤマトパッキングサービス株式会社。2021年4月よりヤマト運輸に統合。

■YPTI

　＝ヤマト包装技術研究所株式会社。2021年4月よりヤマト運輸に統合。

■YFC

　＝ヤマトフィナンシャル株式会社。2021年4月よりヤマト運輸に統合。

■３ムダラリ

　ムダ・ムラ・ムリのこと。
「ムダ」が「ムラ」を生み、その結果「ムリ」が生じるという考え方で、「ムダ」を無くすことが最も重要とされています。

■3PL

　3rd Party Logisticsの略。物流戦略の企画立案や物流システムの構築を、荷主企業から包括的に受託し、荷主企業に代わって実施すること

■５S

　整理、整頓、清掃、清潔、しつけのこと。それぞれの頭文字の「S」から「５S」と呼んでいます。（日本独自の用語）
すべての業務の基本で、必要なモノと不要なモノを見極めて、不要なモノを捨て、必要なモノを効率的に配置する「２S（整理・整頓）」が最も重要で、その状態を維持するために行うのが「清掃、清潔、しつけ」です。

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