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クロネコだより春号で取扱店さまとSDを取材しました!

2022.04.18

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私たちの大事なパートナーである、取扱店さまとの取り組みを紹介する「私の大事なパートナー」。

 

今回は、北九州市にある「ゆうゆう壱番館」さまからお便りをいただき、取材が実現しました。

 

担当の坂本SDがどのように地域に寄り添い、お客さまから支持される理由を紹介します。

 

ゆうゆう壱番館 

(左)加治館長(右)東 千恵美さま

小倉南センター 坂本 烈SD

ヤマト運輸の小倉南センターはこんなところです。

地元出身者を中心
約25名で活動。とばた菖蒲まつり、黒崎祇園山笠など、小倉の心意気を感じる祭りに参加しているSDも。地元の名物は平尾台付近を産地とする「合馬のたけのこ」。最盛期の3~5月には、山盛りのたけのこが入った荷物を多く取り扱っています

シニアの暮らしを支える宅急便、荷物がつなぐのは場所と時間を越えた心のふれあい

生活必需品からお祝いの品までさまざまな荷物が日々届く

今回は北九州市の住宅型有料老人ホーム「ゆうゆう 壱番館」さまにて、看護師として勤務中の東さんからお便りをいただき、オンラインでの取材が実現。宅急便と入居者の方々との心温まるつながりをお聞きすることができました。

「入居者がネット通販で購入された化粧品やサプリメントなどや、お中元やお歳暮、敬老の日の花束など、さまざまなものをヤマトさんに届けていただいています」と東さん。

この地域 を担当する坂本SDは、荷物の配送時に施設のスタッフや入居者をお名前で呼んだり重たい荷物については必要に応じてお部屋の近くまでお届けするなど、お客さまに喜ばれる対応を常に意識しています。担当して早20年。そのせいでしょうか、顔見知りの入居者も多いとか。 「以前は近隣の戸建てに住んでいた方と、こちらの施設で再会したときはお”互い元気でよかった!“と話がはずみます」

 

荷物に入っているのは「元気でね」の思いやり

約130人が暮らす施設のフロントでは、入居者の利便性を考慮し24時間いつでも荷物の”受け取る“”送る“の両方ができる環境を整えていらっしゃいます

「入居当初はご自身でお料理を作られていた方が、当館のレストランで日々の食事をとることになり、もう使わなくなる調理器具を宅急便に詰めてお孫さんに譲られました。それからしばらくして、その方に届いた宅急便には、お孫さんからのお礼の品々が入っていました」と東さん。宅急便によって生まれる心の交流があると言葉をつないでくださいました。

「ご家族を失くし、今は単身で入居、体も不自由で外出することもままならない方に、ご親族から箱いっぱいのお菓子が届いたりもします。箱からうれしそうに取り出す様子を見ていると、こちらも自然に笑顔になります。過ごす時間や暮らす場所は違っていても、荷物を通じて、ひとつにつながっていると感じます

 

昭和63年の開館以来、地元のシニアの暮らしを支えてきました。入居者以外でも参加できるコンサートや文化祭の開催、カルチャースクール、地域に開放したギャラリーなど、地元のコミュニティスペースとしても活用されています。

※現在は新型コロナウイルス感染防止のため上記のイベント等は行っておりません。
※一般のお客さま向けの取扱店業務は行っておりません。お荷物をお持ち込みいただいても対応できませんのでご注意ください。

取扱店業務の工夫を教えてください。

入居者のシニアの方の中には、段ボールに品物を詰めるのに慣れてない方も多いですから、荷物を預かる際、フロントで一度、中身をお聞きし、ズレたり動かないように詰めなおしています。あとは、配送料のお預かりや宛て名書きのお手伝いなど、宅急便を便利に使ってもらうためのサポートを可能な範囲で行っています。

 


住宅型有料老人ホーム ゆうゆう壱番館
北九州市小倉南区星和台一丁目1番11号

 

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