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社員紹介!「ヤマトは我なり」京浜島パッキングセンター 福冨明人さん【動画】

2022.05.26

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今回の動画

ヤマトは我なり」では、ヤマト運輸で働く仲間たちの仕事や想いを紹介します! 

 

今回は…

新東京主管支店 京浜島パッキングセンター
福冨明人(ふくとみ あきひと)さん

「木材」を用いた特殊な梱包を行う京浜島パッキングセンター。

この道29年の技術を持つ福冨さんは、センター全体を見ながら「みんなが楽に、楽しく働ける職場」を目指しています。

福冨さんのご紹介の前に…京浜島パッキングセンターってどんなところ?

世界中に届ける荷物を木材で梱包しています

車や建設用重機などの大型機械から、小さな機械のパーツまで、運ぶ荷物やお客さまの要望に合わせてオーダーメイドで梱包しています

材料の主役は「木材」。高度な技術を持つ社員の皆さんが、船や飛行機での長距離輸送にも耐えられるように梱包します。

 

京浜島パッキングセンターのみなさん

大きな機械なども梱包!

福冨さんの想い
~この仕事は天職だと思う。みんなが楽しく仕事ができることが一番じゃないかな~

京浜島パッキングセンターの中でも随一の技術力を持つ福冨さん。

センターのムードメーカーとして一体感をつくり、働き方の改善にも取り組んでいます。仕事にかける想いを聞いてみました。

 

入社当時はよく怒鳴られた。でも、この仕事が楽しいからこそ自分で学ぼうと思えた。

「昔はよく、厳しい先輩たちに怒鳴られていました」と振り返る福冨さん。

29年前に、当時の千代田梱包工業㈱に入社しました。最初は、高い技術を必要とする梱包作業に全くついていけず、大変な思いをしましたが、とりあえず1ヵ月、2ヵ月は続けてみよう、と鍛錬を重ねました。

「とにかく、実践。繰り返す中で、技術を習得していきました」荷物を見て、どんなふうに梱包するかイメージし、採寸して包んでいく。それを繰り返すうちに、だんだんとできるようになり、仕事が楽しくなっていったそうです

「楽しいからこそ、自分から興味を持って学べたんだと思います。難しい梱包ほど燃えますね。おっきい荷物は、特にやりがいがある」。そう言って笑う福冨さんにとって、この仕事は天職に違いありません。

 

みんなが楽しく働ける職場にしたいから

周囲の人たちは、福冨さんについて“ムードメーカー的な存在”だと口をそろえます。取材の場でも、「チームワークの秘訣?…俺かな(笑)」と場を和ませてくれました。

自分自身が、厳しい職人気質の先輩たちに囲まれて苦労したからこそ、みんなには楽しんで仕事をしてほしい。そんな想いから、みんなにとって「良き仲間」「なんでも相談できる存在」を目指しています。相手との壁を取り払うために、自分から一歩踏み込みます。

「休憩時間に一人でいる人がいたら、隣に行って座っちゃいますね(笑)」こうして福冨さんが築いた信頼関係が、京浜島パッキングセンターのチームワークの良さを生みました。

「一人で仕事をするんじゃなくて、全員で協力して、みんなで早く帰れる職場にしたい」

 

野球で言うならピッチャー。30年近い経験を生かし、職場全体をサポート

普段の仕事の中で特に意識しているのは、「手空きの人が出てしまわないようにすること」だそうです。

全員の動きを見て、一人ひとりの作業スピードも考慮しながら木材を切っていきます。「経験を生かして、みんなをサポートしています」と語る福冨さん。

「興味を持ってくれた方はぜひ、京浜島パッキングセンターを見学しに来てくれたらうれしい」。これからも、技術力と人としての魅力が輝き続けます!

 

こんな風に作業しています!

福冨明人 さん

限られた人員で生産性高く作業するための鍵は、適切なタイミングで適切な量の木材を切り出すこと!

大きい物や重い物もお任せ!

センターには毎日、ありとあらゆるものが運ばれてきます!

天井には、大型荷物のための15トンのクレーンが

 

底面をつくり、品物を載せ、周りを囲む

底の面の木材を組み、電動工具で釘を打ちます。

品物を載せたら、湿気防止の処理などをして、側面・上部を組みあわせます。釘1本足りないだけでも強度に影響がでるそう

知識と技術が光ります!

 

「楽」に「楽しく」!仕事をする工夫

品質を守るため、工具管理を徹底!

作業に使った工具を誤って一緒に梱包・発送しては大変です

そうしたミスを防ぎ品質を守るため、工具棚を作り、置き場所を決めました

 

京浜島パッキングセンター
松本 良子(りょうこ)さん

足りない工具が、一目でわかります!

腰が痛くない!高さがぴったりの部材台

以前は部材を置く台が低く、しゃがんで作業し、腰を痛めてしまう人もいました。

そこで、腰の高さに合わせた台を製作し、「楽」に仕事ができるようにしました

 

チームの仲間から見た福冨さん

働きやすく、効率の良い職場づくりの立役者

京浜島パッキングセンター センター長

永野 弘尚(ひろひさ)さん

仕事の性質上、この職場はどうしても職人気質の人が多く、個人プレーに偏りがちです

福冨さんはそこに気付いて、全体を見ながらチームワークを重視した指揮をとってくれています

おかげでみんなが楽しく、効率良く働けるようになりました。

後輩には大変な思いをさせないように

営業・オペレーション設計部 オペレーション設計グループ オペレーション設計チーム マネージャー
戸倉(とくら) 忠男さん


福冨さんとは現場で約8年、一緒に働きました。

福冨さんの「楽しく、楽な職場づくり」への想いの背景には、ご自身がこれまでに経験してきた大変さがあるのではないでしょうか。

一人が身を削って頑張るのではなく、みんなで助け合えるようにする。その改革の姿勢を素晴らしいと感じます。

 

 

松本さん

福富さん

衣鳩さん

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