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【チームをつくる!】毎日の業務にも通じる!社長賞受賞チームのコミュニケーションでの心がけとは?

2021.08.27

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厚木事務管理センターが事務集約にともない行った業務改善の取り組みは業績表彰で社長賞にも選ばれ、事務管理集約のモデルケースとなっています。出納チームでは業務効率化のためにチーム制を導入。仕事に人をつける取り組みで、担当者がいなくても仕事が回る体制を作りました。

 

このweb版記事では、冊子版の記事では紹介できなかった、業務する上で気を付けているコミュニケーションの方法を語っていただきます!

 

冊子版の記事はこちら

左から、藤村 春佳さん、永沢 久子さん、佐藤 秀子さん、根津 靖世さん。

 

プロフィールをご紹介!

永沢 久子さん
入社33年目
趣味:韓流ドラマ

 

佐藤 秀子さん
入社33年目 現在はYSS社員として勤務
趣味:茶道

 

根津 靖世さん
入社19年目 今年5月、マネージ社員へとキャリアアップ
趣味:手芸

 

藤村 春佳さん
入社9年目 会計マネージャー
趣味:キックボクシング

 

――チーム制を作るにあたり、苦労したことは何ですか?

根津

仕事を人に教えることの難しさも感じました。人にものを教えるには自分がそれをしっかり理解していないといけないし、教えるための準備を整える必要もあるので、時間も労力もかかります。以前は2人体制だったので、教える側に負担がかかってしまい上手く行きませんでした。

 

 

 

 

今回、3人以上のチームを編成したことで、1人が指導にかかりきりになっても、他の人が通常の業務を進めてサポートできるようになったのでよかったです。

――コミュニケーションで大切にしたことは何ですか?

佐藤

お互いに言葉に出して確認し合うことが大切だと感じました。人によって考え方が違うので、言葉の受け取り方の違いでズレが生じる時もあります。そうしたときに、「自分はこう考えたのだから、相手もそうだろう」と思い込みで行動せずに、きちんと話し合うことが大事。そう考えて、「私が憎まれ役になればいいや」という気持ちで率先して声かけを行っていました。

 

声かけを続けるうちにコミュニケーションが上手くなっていき、今までは自分一人でなんとかしようとしていたことも、周囲と協力しながら進められるようになってよかったです。

根津

佐藤さんの声かけがあったからこそ、全員で支え合う体制ができたのだと思います。私自身は周囲と積極的にコミュニケーションが取れていなかったので、今後は自分から声掛けを行っていきたいです。

藤村

私は誰にでも声をかけられやすい雰囲気づくりを心掛けています。褒める時はみんなの前で、注意する時は個別に話をするなど、親しみやすさを感じてもらえるような工夫をしています。

ただ、忙しくなってくると、ついコミュニケーションが減ってしまうのが反省点。朝礼後などに「そっちの業務はどう?」と声掛けなどをして、コミュニケーションを取っていきたいです。

永沢

私は思ったことを言ってしまうタイプなので、あまりコミュニケーションについて考えたことはありませんでした(笑)。ただ、部署によって集まっている人のタイプが違うので、その人の特性に合った接し方をしようとは思っていました。

 

 

 

以前いたコールセンターや未収チームは、普段からお客さまと直接連絡することも多く、自分の意見をはっきり言う人が多かったけれど、出納チームは黙々と作業することが多く、おとなしい人が多い。なので、こちらから話しかけたり、ある程度のルールを作ったうえで「これは〇〇さんお願いします」と割り振ったりすることで、一体感が出てくるのではないかと思います。

 

――プロジェクトを振り返って感じたことはありますか?

 

根津

みなさんの良いところをたくさん見つけることができました。最初は人に向き合うのが怖くて、マネージ社員として皆さんを引っ張っていけるか不安がありましたが、チーム制を進めていくうちに、いろいろな人がいるのだなということが分かりました。

 

好き嫌いや合う合わないはあるけれど、受け入れて一緒に仕事をしていこうという気持ちが少しずつ湧いてきて、仲間にも仕事にもしっかりと向き合えるようになったと思います。

 

永沢

以前の出納チームは、目の前の紙を処理するのが仕事という雰囲気でした。しかし、チーム制になったことで、現場目線で仕事の割り振りを考えることができるようになったと思います。「今日はここまで仕事を終わらせよう」「手伝うよ」と声をかけあうことができるようになりました。

 

 

――今後の展望について教えてください

 

佐藤

私は今の仕事が好きです。ヤマト運輸に務めて数十年経ちますが、一度も辞めようと思ったことはありません。周囲の環境や人は変わるので、仕事が好きならば辞めない方がいいと後輩にもよく話しています。自分の居心地を良くするためにもコミュニケーションは大切です。たとえ周囲に憎まれ口をたたかれたとしても、声かけなどは積極的に行っていきたいと思います。

 

根津

今よりもっとたくさんの仕事を覚えていきたいです。今後はほかのチームとのメンバーチェンジも行って、広い視野をもって業務に当たれるようにしていくのが大切だと思います。何のために仕事をしているのかを理解して、お互いに相手のことを思いやり協力のできる環境を作っていきます。

 

 

永沢

事務管理センターという名前通り、本来は事務を管理していくのが仕事なのに、今はイレギュラー処理など日々の業務に追われて、事務処理センターになってしまっているところがあります。これからは、イレギュラーが発生しないためにはどうしたらいいか考えて、センターの皆さんに提案していけるようにしたいです。

 

 

藤村

今回、キャリアが長いみなさんと対談出来て、これまでの経験からいろんな引き出しを持っていることを改めて知ることができました。私はまだ経験は浅いですが、みなさんからどんどん学んでいきたいです。

 

 

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