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【社長・社員座談会】冊子で紹介できなかったディスカッションをお届け!

2022.12.27

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YAMATO NEWS 1月号の冊子(PDFはこちら)では、全国から集まった14名の社員(紹介記事はこちら)と長尾社長の座談会の内容を紹介しています。


この記事では、スペースの都合で冊子に掲載できなかったディスカッションの内容をお届けします!

 

冊子で紹介したテーマに対する、その他の意見を紹介!

まずは、冊子で紹介したディスカッションの中で、掲載しきれなかった意見を紹介します!

1.「お客さまとしっかり向き合う」ために、取り組んでいることは?

新潟主管支店 事務管理センター 
神崎 綾乃さん

私が所属している新潟主管支店では、お客さまへの向き合い方を考えるきっかけとなる、朝礼での取り組みがあります。

1つは、新潟主管支店のスローガン『選ばれるOne新潟』【社員一人ひとりが学び、成長し、お客さまの課題解決を通して選ばれるOne新潟】を社訓などと一緒に読み上げること。私たちの仕事はお客さまの方を向いているということを毎日確認しています。

もう1つは、朝礼当番が毎月のテーマに沿って話すことです。テーマは、長尾社長メッセージ「創意工夫」の中から選びます。新潟事務管理センターだけでなく、同じフロアにいる他の部署も一緒に行います。

それぞれの部署の社員の話を聞き、自分自身の仕事への向き合い方を確認する機会になっています。

長崎主管支店 福江営業所 営業所長 
角崎 光さん

離島の営業所にとって、本土との一番の違いはリードタイムです。本土の営業所なら、万一決まった発送時刻に遅れてしまったとしても、集約ベースまではなんとか運べます。離島の場合は、船の出発時刻に間に合わなければ1日延着してしまい、お客さまにご迷惑をお掛けしてしまいます。発送時間を厳守することをより意識しています。

阪神主管支店 西大阪ロジセンター 事務(SV)
小林 淳一さん

ロジセンターでは、荷物を預けていただいている法人のお客さまとのメールのやり取りが多いのですが、私は用件を伝えるだけでなく、「とても助かりました」「早期のお返事をありがとうございます」といった一言を添えるように心掛けています。

茨城主管支店 営業担当(品質) コールセンター長 
真家 美佳さん

コールセンターも、オペレーターがお客さまからお聞きしたご要望などを文字にしてSDさんの業務端末(PP)に送るので、文章には特に気を配ります。定型文では伝わりきらないお客さまのご意向を、いかに簡潔にSDさんに伝えるかが重要です。そのため、オペレーターに対して、文章構成や不要箇所の添削指導などをしています。

山口主管支店 防府西営業所 SD(グループ長)※2023年1月現在は人事・総務担当SV
大久保 将平さん

皆さんの話を聞いて感じているのは、SDとして「お客さまに一番近いところにいる」という責任です。お客さまに一番近い私たちが失敗すれば、皆さんがそれぞれの立場でよく考えて努力したものが全て無駄になってしまいます。これからもこの気持ちを忘れず、お客さまに対して、心を込めて良い応対をしなければならないと思いました。

2.Oneヤマトで横のつながりは広がりましたか?

東京主管支店 営業企画課 営業専従者(SV) 
今井 宏明さん

営業案件は、現場のSDさんにヒアリングして情報を得ることが多いです。SDさんに連携してもらえるように、自分の仕事ぶりやお客さまとの向き合い方などを見ていただき、「この人はちゃんとやる人なんだ」と信頼を得られるように心掛けています。

営業・オペレーション設計部 ソリューション設計グループ アシスタントマネージャー 

小林 知裕さん

私のチームでは、お客さまに対してシステムの提案を行っていますが、一人でやっているわけではないと日々実感しています。
今井さんのような営業担当の方と一緒に動いて、ロジセンターの方と連携して、最後はSDさんがユーザーのもとに届けてくれる。それぞれの工程を深く知ることを大切にしています

小林 淳一さん

ロジセンターも、SDさんや法人営業の方に同行して営業に行くことが多いです。阪神主管支店では、営業担当が現場から寄せられたKKKSの声を集約してお客さま対応をしています。内容によって他部署と連携するなど、Oneヤマトの連携は強くなってきたと感じています。

長尾社長

全国のSDの皆さんが日々お客さまと接する中で得られる情報は、今までは営業所の中で止まっていました。KKKSを使えば、本社も含め全員が見られるようになる。すると、「最近、全国的にこんなキーワードが多いから、この業界に提案してみよう」といった戦略が立てられます。

営業の方法も、各自が一から研究しなくても、ある地域で成功した方法を皆で共有して真似すればいいですよね。そういった連携を、ヤマトの強みにしていきたいですね。

函館主管支店 函館富岡営業所 SD(グループ長) 
長谷川 公季さん

営業所にいると、ヤマト内でも法人営業担当の業務内容だとか、1日に1000個、2000個の荷物を出すような荷主さんとどのようなやりとりをしているかなど、よくわからないです。想像がつかないというのが本音です。

長尾社長

全てを理解していなくても、「Oneヤマトになって、こんなことができるようになったみたい」となんとなく分かっていると良いですね。倉庫で商品を預かって保管したり、決済やシステムに関することも提案できそうだ、という程度でもいいです。

そしてお客さまから「これをしたいけど、今はできていないんだ」といったことを言われた時に、KKKSなどのツールを使って社内に「こういうことを言われたんだけど、何とかならない?」と発信してみてください

 

営業開発部 商品機能開発3グループ アシスタントマネージャー
鈴木 真実さん

社員同士、話しやすい風土を作ることが大切だと思います。私は3年前くらいに転職してヤマトにきたのですが、社内の人にメールを送るときに「〇〇様」と書いたり、「〇〇部長」などと役職で呼ぶ方が多くて驚きました。「さん」付けで呼び合うのがいいな、と思っています。

長尾社長

我々の提供するサービスは、作業や営業、集配など一人ひとりの仕事が組み合わさって成り立っています。社内のつながりを大事にして、Oneヤマトというチームで、お客さまの要望にお応えしていきましょう。

 

冊子で紹介できなかったテーマの議論を紹介!

ここからは、冊子では掲載しきれなかったテーマのディスカッションを紹介します。

 

1.営業所の業務を効率化するために必要なこととは?

必要のない業務や手間を減らせる業務がないかを考えよう

 

プロフェッショナルサービス部 業務改革グループ(SV) 
重信 茜さん

営業所に設置している業務用iPadでは、異常荷物の報告や包装資材の棚卸入力、宅急便コレクトの現物確認入力などができます。営業所の皆さんに、これらの機能をどう周知していくかが悩みです。

福島主管支店 いわき平営業所 GOP 
渡邊 梨香さん

営業所ではFAXが定着しています。受付業務に入ってしまうと、異常報告や返信を知らせる業務用iPadの着信音に気付かず、対応が遅くなってしまうことがあります。

長尾社長

今の異常荷物報告の話は、そもそもSDさんが計上を誤ってしまい、その内容を問い合わせる必要が生じるから起こるものですよね。ならば、その問い合わせの手間を減らす決め事を作ることが大切です。

別の例ですが、これまではお客さまから荷物の問い合わせがあった際に、コールセンターから営業所に「〇〇さんの荷物は何分後に届きますか?」と質問していたのを、コールセンターが一旦、最短の時間でお客さまにご案内する運用に変えました。

現場の皆さんにとって必要のない業務や手間を減らすために、今後も改善を進めることが必要です。

2.環境問題、どう取り組んでいくべきでしょうか?

21万人の力を合わせれば、大きなインパクトになる

 

サステナビリティ推進部 環境戦略チーム アシスタントマネージャー
望月 恵理子さん

ヤマトグループの環境負荷を減らすことが課題です。「環境」というと貢献活動と思われる方もいると思いますが、安全や品質と同様、本業での改善が大事です。適正管理や効率化によって、結果的にお客さまの助けにもなります。環境やお客さまに影響を与えるような行動や、連携できることについて皆さんと話せればと思います。

 

東静岡主管支店 沼津グローバル物流支店 営業(SV)
山本 翔太さん

私の職場ではコンセントを挿しっぱなしにせず、待機電力をなくすようにしています。火事の防止にもつながります。

大久保 将平さん

環境意識が高いお客さまにはよく「ヤマトさん、ハイブリッド車なんですね」と言われます。

望月 恵理子さん

環境配慮車は、現在、都市部を中心に多く配置されています。ですが、逆に「ここは自然保護区で保全に協力したいから、優先的に配置してほしい」など、地域をよく知っている皆さんだからこそできる提案の声を上げていただければと思います。地域との連携も広がり、その土地を大事にするお客さまにも喜んでいただけるのではないかと思います。

厚木主管支店 厚木ゲートウェイベース 作業(SV)
宝珠山 祐臣さん

厚木GWは24時間稼働していますし、施設も広いので電気をたくさん使います。そのため、事務所と廊下の電灯は全てLEDに変えました。掲示ポスターなどは耐久性が必要なのですが、ラミネート加工してしまうとリサイクルができなくなるため、うまく工夫して環境に配慮した取り組みを進めていければと思います。

望月 恵理子さん

ヤマトグループの社員は21万人もいるので、皆で力を合わせれば環境に対して大きなインパクトになります。協力して進めていきましょう!

 

 

社長・社員座談会の主な議論の内容は、1月号の紙面で紹介しています。まだ読んでいない方はぜひご覧ください。

 

感想もお待ちしています!

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