スワンの目指す未来。障がい者がイキイキと働く環境とは
2021.08.05
前編では、スワン銀座店の閉店に際し、スワンの歴史や感謝際の様子を紹介しました。まだチェックしていない方は、ぜひリンクからご覧ください。
後編では、スワンの未来についてご紹介します。
一人ひとりの個性を尊重することが、イキイキと働ける職場環境をつくる
スワンは現在、30名以上の障がいをもった社員が働き、障がい者雇用率は40%を超えています。運営においては、一人ひとりの個性を大切にしています。
例えば、ひとつの仕事を覚えるまでに時間がかかりますが、一度覚えると真面目にきちんとやり通すことができ集中して継続することができます。
できないことを「出来ない」と捉えるのではなく、できること、得意な部分を頑張ることができる「環境」をつくること。ひとつずつできることを増やして褒めると自信をもって仕事に取り組むことができます。
未来のスワン:3つの新しいチャレンジ
1.ヤマト運輸本社が移転した西新橋1丁目ビルで創業以来はじめての「社員食堂」の運営とお弁当の販売を始めました。迅速なオペレーションの実現や社員食堂モデルの構築などさまざまな課題がありますが、チームの知恵を結集して解決して取り組みます。現在は赤坂店のパン出張販売もしており、ランチタイム以外のコーヒー販売などにもチャレンジしていきます。
2.メンバーの仕事内容の幅を広げていくため、現在5名のメンバーが、銀座のヤマト運輸本社ビルで清掃の練習をしています。上がブルー、下が紺色の制服にスワンのワッペン付けているので見かけた時、すれ違った時には、声を掛けてあげて下さい。励みになり、更に頑張ります。
3.クリーニング処理規模の拡大です。10月より羽田CG5階で、現在スワン公舎にて行っているベース・シューズクリーニングも今後、スワン公舎と協力して行っていく予定です。
これからの目標
特例子会社として原点に戻り、次なる成長につながる経営基盤を創りあげていきます。支援学校やグループ社員の親御さんからもスワンで働きたいという要望があるので、多くの方を受け入れられるよう事業や職域を拡大します。ヤマトグループ内の障がい者雇用促進の専門集団としての支援機能を提供できることを目指しています。
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