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【社長メッセージ】ハードとソフト

2023.10.27

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当社の拠点、宅急便の集配を行っている営業所に絞っていえば全国におよそ3,200の拠点がある。全国津々浦々、それぞれの地域の需要状況や特性、お客さまに伺うための時間や距離などを考慮しながら設置している。その状況は年々変化が生じるし、建物の老朽化や狭隘(きょうあい)化に対応する必要もある。そのような変化に対応すべき拠点が全国にはかなり存在しているので、スピードを上げながら順次リニューアルに着手している。業務量の多い都市部や都市近郊部には比較的小規模の営業所が多いため、より大きなスペースを使用できる規模の物件を出店候補地として情報収集している。先日ニュースリリースでも発信した八幡(やわた)営業所(南京都主管支店)がその一例であり、32台の集配車を配置できる営業所として、周辺の既存拠点を集約する形で新設した。施設を新設すると同時に、環境に配慮した営業が可能となるよう、営業所の建物に太陽光発電設備を設置し、蓄電池も導入することで効率的な電力利用が可能な仕組みを構築している。よって32台の集配車は全てEV車両を配備することが可能になったのである。

このような取り組みを実感してもらえるよう、各地域にモデルとなるような営業所を設置していくので、視察などの機会を得て検討・具体化の一助としていただきたいと思う。

営業所の拠点や、太陽光発電をはじめとした設備はいわゆるハード(ハードウェア)である。これらを更新、設置するだけで全てが解決するわけではない。それをどう生かすか、運用するかを支えるソフト(ソフトウェア)が大切である。八幡営業所に導入した太陽光発電も、晴天の日に多く発電しても使用できなければ無駄にしてしまうし、悪天候が続くと逆の状況になる。これらを最適化するためのシステムを今回開発し導入した。今後の実運用を通してこのシステムが順次更新され、より効果的なものになっていくことを期待している。

営業所の運営も同様である。建物というハードが更新されればその営業所の商売が良いものになる、というわけではない。営業所の規模が従来に比べて大きくなることに伴い、あらゆる過程で従来のやり方を見直す必要がある。仕分けについては作業スケジュールや作業方法の再設計と携わる方々の役割設定が必要であるし、受付のあり方や事務業務の更新、集配のいわゆる稼働設計のやり方も見直しが必要になるだろう。所長をはじめとした営業所を運営される皆さんの役割や働き方も再定義するべきで、より分業化してチームで守備位置を定めながら、営業所の設置目的である「営業」ができる攻めの体制をつくるべきであろう。

これらソフトの部分は、本社のチームが現場に入り込んで、現場と一緒につくりあげていくべきである。ハードとソフトが有効に働き合うことで、地域のお客さまにとって良いサービスを提供でき、そして安全で働きやすい営業所づくりを進めていきたいと思う。

 

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eCanter新型モデルの納車式にて、 三菱ふそうトラック・バスのカール・デッペン社長と (2023年9月 群馬主管支店 高崎正観寺営業所)

 

社長メッセージ「創意工夫」では、毎月、長尾社長から社員の皆さまへのメッセージをお伝えします。

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