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【シゴトのヒント】札幌主管支店 小樽営業所の千葉さんが考える安全のポイントと今後の目標

2023.02.24

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今回は2022年10月22日~24日に開催された全日本トラック協会主催の第54回全国トラックドライバー・コンテスト(以下、ドラコン)の女性部門で全国第3位に入賞した、札幌主管支店 小樽営業所の千葉静香さんの安全に対する想いと取り組みを紹介します。

 

\この人に聞きました/

札幌主管支店 小樽営業所
SD 千葉静香さん

2013年にパートSDとして入社。2016年3月からキャリア社員、同年11月には安全指導員に。2021年からはマネージ社員として活躍中。

社内のドライバーコンテストでは、2018年に女性部門で全国2位を獲得しました。

ドラコンを目指したきっかけと全国第3位入賞までの道のり

まずは、全日本トラック協会主催のドラコンを目指したきっかけと入賞までの経緯を教えてください

千葉さん

「ドラコンに出てみないか」と入社時にお世話になった安全指導長の岸上さんから声をかけていただいたのがきっかけでした。

最初に挑戦したのは入社の翌年の2014年。その時は北海道大会で8位と、全く歯が立ちませんでした。色々とご指導いただいた岸上指導長の定年退職後は、ドラコンに挑戦していた北海道統括内の5、6人の仲間たちと独自で、学科の勉強や実技の練習をしていました。

その後4回目の大会からは吉田指導長に指導していただき約2年間の特訓期間を経て、5回目となる今回はついに北海道大会で1位、全国大会で3位という結果を出すことができました。

千葉さんの安全指導を行う上で大切にしている考え

千葉さんが安全指導を行う上で大切にしている考えはどのようなものですか?

千葉さん

やるべきことをやってから意見を言う」ということです。2016年に安全指導員になって、どうしたら事故をなくせるか、深く考えることが多くなりました。安全指導についても、まずは自分がやることをやって行動で示すことを意識しています。
そのためにも、ドラコンでしっかりと結果を出したいと思っていました。

千葉さんが考える安全のポイントは?

千葉さん

とにかく「目視」!安全確認をしっかりと行うことだと思います。

「指差喚呼をしていたけれど、交通事故になってしまった」という事例をよく聞きます。しかし、共有されるドライブレコーダーに記録された事故の映像を見てみると、顔や目が動かず、ポーズだけになってしまっていることが多いです。

きちんと目で見て確認するという基本的な動作を徹底して、今日も安全な集配を行うことが大切です。

今後の目標

千葉さんの今後の目標を教えてください!

千葉さん

SDとして働き続けるのは体力的に難しい部分もあると思うので、数年後には岸上さんや吉田さんのような指導長になりたいです。

もちろんお2人への憧れもありますが、ヤマト運輸のドラコンで2位になった際に、北海道統括の松井役員と安全指導についてお話する機会がありました。その時に「何かを変えるには上に上がった方がいい、結果を残してからの方がいい」とアドバイスをいただいたのが心に残っています。「個人の安全」はもちろん、「ヤマト運輸の安全」を変えていくために、安全指導長や安全マネージャーといった立場を目指したいです。

練習に協力した吉田指導長からのコメント

吉田指導長

千葉SDは安全指導員として、私にこう言っていました。
安全指導をする立場として、自分自身に確かな知識と高い技術がないといけない。他社と比べて自分がどの位置にいるのか知りたい。それをジャッジするのがドライバーコンテスト。参加するからには頂上まで昇り詰めたい。」
向上心が強く札幌主管の良き人財、宝です。

札幌主管支店 安全・コンプライアンス担当
安全指導長 吉田 篤司さん

札幌ベース所属時に、全国トラック協会のドライバーコンテスト 11t部門で2007年と2009年に出場し、全国10位に。自身の功績のほか安全指導長として、ベース・営業所合わせて6名を全国大会に送り出しています。

 

吉田さんが選手として出場時の整備点検の様子

吉田さんが全国大会に送り出した社員(ゼッケン1番)と全国の仲間たち

2012年の全国大会では札幌Bの社員が選手宣誓を行いました

小樽営業所の皆さん
 
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