【社長・社員座談会】長尾社長が皆さんの質問に答えました！

2023年1月号掲載の「社長・社員座談会」。

座談会では「社長への質問タイム」を設け、長尾社長が参加者や聴講者の皆さんの質問に答えました。

この記事では、紙面で紹介できなかった主な6つの質問に対する社長の回答を紹介します！
 

「置き配」は良いことだと思いますか？

お客さまが望むのであれば、置き配でお届けするのが良いと思います。
昔は、お荷物のご依頼主と受け取るお客さまが異なるため、ヤマト運輸は置き配をしていませんでした。ですが今は、お客さまご自身が注文した荷物を自分で受け取るという機会が多くなっています。その場合は、お客さまが受け取りやすい方法で受け取れる方がいい。お客さまに対して、「置き配」を含む選択肢をご提供すべきだと思います。

知り合いの優秀なゲストオペレーターが複数名、退社してしまいました。この状況をどう考えますか？

パート社員の働きやすさを実現することが重要だと認識しています。
現状、1名のパート社員に対して、固定の時間帯ではなく、日によってさまざまな時間帯に勤務していただくことが多くなっています。これでは働きづらいですよね。これを改善するためには、勤務時間帯とその時間の業務を明確に定義する必要があります。そのためには、そもそもの拠点の配置を見直すことも必要だと考えて、改善を進めています。

リーダーとして、部下の力をうまく引き出す秘訣は何ですか？

まずは、チームの目的やミッションを明確にすること。そして、部下が十分に力を発揮できるよう働きかけることです。

「あなたにこれだけやってあげるから、同じだけ返してほしい」というギブ＆テイクは成立しません。部下のためにたくさん働いて（ギブ）、一つテイクが得られるかな、くらいが現実です。それでも真面目に、仲間を思って行動し続ければ、小さな変化を起こすことができます。後から振り返れば、それが大きな流れになっていた、と思えるかもしれません。一歩一歩、あきらめずに行動しましょう。

特に、営業所長だった頃に心掛けていたことは何ですか？

営業所のメンバーとの信頼関係を築けるように、一人ひとりをちゃんと見て「相手の立場に立つ」ことを一生懸命やっていました。
営業所にはさまざまな役割、勤務形態の人たちがいるので、一人ひとりが望む働き方になっているかどうか、気を配るようにしていました。挨拶やちょっとした会話をしながら、その人の現在の状況を把握しておく。困ったことや悩み事があれば気軽に相談してもらえるように意識していました。

毎月の社長メッセージ「創意工夫」のテーマはどう決めているんですか？

「正しく考える」ための情報を発信したいと思っています。

仕事も商売も、まっとうな思想・まっすぐな正攻法でちゃんとやることが大事。私が日々見たり聞いたり読んだりしたことの中から、正しい仕事・正しい商売をいかにするか、という問いにつながる話を選んで書いています。「これ、過去にも同じこと書いたっけな？」と思ってバックナンバーを見返すこともあります。

プライベートで今一番やりたいことは何ですか？

奥さんと旅行に行きたいです。

仕事での出張は多いですが、国内でも観光できていない場所がたくさんあります。全く行ったことのない場所や、ゆっくり海外もいいですね。

ヤマトニュース2023年1月号では、座談会の詳細な内容を紹介しています。まだ読んでいない方は、是非ご覧ください。

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