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我が子の言葉に支えられ、積み重ねてきた40年。【動画 】

2021.09.01

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無事故継続賞40年を受賞した小倉さんに、安全運転のために日頃どんなことを意識しているのか、お話を伺いました。

 

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【受賞者の紹介】

小倉房次さん

入社43年目の大ベテラン。現在は、西東京ベースに所属し運行ドライバーとして活躍。

 

【所属拠点の概要】

西東京ベースから、拠点ベースに荷物を運送しています。自社運行では、京都や宮城、愛知などの遠距離と関東圏の拠点ベースへの運送を行っています。

 

無事故のためのマイルール

① かもしれない運転

② 車間距離を十分にとる

③ 何歳になっても最新ルールの徹底

 

 

走行距離は地球80周分!?遠距離運送の心得

表彰の話を聞いた時は「え、何?誰のこと?」と驚きました。もう40年経ったのかと、時の流れの早さを感じています。

 

お客さまに直接お荷物を届けるSDとは異なり、私は西東京ベースから京都や宮城、愛知などの長距離の拠点ベースに荷物を運ぶのが仕事。毎月8千km走っているので、この40年で320万km走っていることになります。これはおよそ地球80周分なので、こうして振り返ってみると随分走ってきたなと感慨深くなります。

 

遠距離の移動になるので、夜間に高速道路を使うことがほとんど。高速道路で起きる事故は一般道路と比べて被害の規模が大きくなる傾向があるため細心の注意が必要です。前を走っている車がこういう運転をするかもしれないという「かもしれない運転」を常に意識して運転しています。

子どもの言葉が気付け薬 安全への意識を高めるために

「父ちゃん気を付けてね」――、そう子どもに送り出されながら、いつも職場に向かっていました。この言葉を聞くたびに「家族を安心させるため、無事故で仕事を終えて、無事に帰宅しなければいけない」と気が引き締まり、安心安全な運転を徹底しようという意識が強くなります。

 

私にとっての安心安全とは「思いやりの気持ち」です。地域の方々の道路を利用させていただいている以上、「ヤマト運輸のトラックが来たら怖い」と思われないよう、慎重に運転しなければなりません。

 

ただ車間距離をとっていてもダメで、実際に止まれる余裕をもった車間距離を保つことが基本です。そして、車だけでなく、歩行者や自転車に乗っている人など、道路で見かける全ての人々がお客さまだと考えること。そうすることで、安心安全で思いやりのある運転ができるのだと思います。

 

ヤマト運輸は「生活の基盤」

ヤマト運輸では日々仕事内容やルールの改善が行われます。歳を重ねるにつれ、その変化に対応するのが辛い時期もありました。

 

もう無理かもしれないと思ったときもあります。その度に思い出すのは、先輩に言われた言葉。「運転手をやめるならいいけども、ほかの会社で運転手をやるのであれば絶対ヤマトでやったほうがいいよ」。この言葉を支えに、ヤマト運輸で働くことに誇りをもち、途中で辞めずに頑張ることができました。

 

私にとってヤマト運輸とは「生活の基盤」です。家族を養い、子どもを育て上げることができたのもこの会社に入ったからだと思っています。

 

 

 

西東京ベースの皆さんに聞いた、小倉さんのすごいところ!


運送ルール見直しのご意見番

西東京ベースに限ったことではありませんが、運送ルールの見直しを検討しています。事故を未然に防ぐため、こまめに話し合いを行っています。その際には、小倉さんのような経験豊富な方々の声が大変参考になるので、積極的に意見をお聞きしています。

(山﨑和博:ベース長)

 

 

抜群の運転技能の持ち主!

小倉さんは、とにかく運転がうまいです。安全運転であるのはもちろん、運転技能は群を抜いています。また、昔気質のしっかりした人柄なので、難しい仕事でも安心して任せられます。ここにいるみんなは、困った時によく小倉さんに相談させてもらっています。それほど頼りがいがあり、無くてはならない存在です。

(長岡隆:事務担当)

困った時に助けてくれるありがたい存在

小倉さんは仕事をしているときは寡黙ですが、話しかけると明るく元気な方です。そして、困ったときには助けてくれます。急遽、運ばなければいけない荷物の要請が入り、京都から帰ってきた直後の小倉さんにお願いしたところ、快く引き受けてくださったことがあります。大変助かり、感謝の気持ちでいっぱいでした。

(児玉雅俊:配車担当)

警察に表彰された経験も! 

他の方も言っていますが、小倉さんはとにかく運転がうまいです。運転が素晴らしいということで警察から表彰されたこともあるんです。また、仕事内容やルールが常に変化している中で、きちんと対応している姿にとても尊敬しています。私にとって兄貴のような存在で、しっかり話を聞いてくれて、ダメなことはダメとはっきりアドバイスをくれます。本当に頼りがいのある先輩です。

(當間貴史:乗務担当)

いかがでしたでしょうか!?

40年間、無事故を継続できるのは、

運転スキルだけではなく安全に対する強い意志があったからだと思います。

 

同じく40年無事故継続の「山形松波センターの市川さんのインタビュー」

こちらからご覧いただけます。

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