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「ふとしたやさしさの積み重ねが大事です」クロネコだより夏号で取扱店さまとSDを取材しました!【岩手・盛岡紺屋営業所】

2022.07.13

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私たちの大事なパートナーである、取扱店さまとの取り組みを紹介する「私の大事なパートナー」。

 

今回は、岩手県の盛岡市にある青果店の「やおや ささき」さまのご協力のもと、取材が実現しました。

 

担当の吉田SDがどのように地域に寄り添っているのか、お客さまから支持される理由を紹介します!

 

(左)吉田 郁也SD(右)佐々木 雄一さま

盛岡紺屋営業所はこんなところです。

所属SDは10名建屋全体では約100名と大所帯。
岩手県庁・盛岡市役所など中心部及び盛岡市東部を担当しています。

エリア内には、国の史跡『盛岡城跡公園』や国の天然記念物『石割桜』があり、SDも参加する夏の『盛岡さんさ踊り』、秋の『盛岡八幡宮例大祭』など歴史情緒豊かな街です。
特産品は11~12月に最盛期を迎えるりんごで、他に盛岡三大麺の『わんこそば』『盛岡じゃじゃ麺』『盛岡冷麺』などの取り扱いが多いです。

「八百屋」と「宅急便」。やさしさの積み重ねが大事なことは同じでした。

地域密着で愛される八百屋さん

馬検場(馬の検査をする施設)があった時代は、多くの飲食店や商店で賑わいを見せていた八幡通り。今はおだやかな街並みとなりましたが、人のぬくもりや交流の様子はかつてのままです

「東京に住むお孫さん宛ての荷物をお持ちになったお客さんと気が付けばついつい話し込んじゃって」とご主人の佐々木さんは苦笑い。

取扱店として30数余年、こちらのお店は地域のみなさんの交流の場としても愛されています。

 

 

やさしさと気遣いをいつも心のどこかに

お店では一年を通じて、岩手県や東北の果物、地域の名産を全国に発送しています。

春は山菜、初夏はさくらんぼ。リンゴの最盛期となる10月末ごろからは一日に40〜50箱は発送手配をしています

それだけの量ですから集荷時間までに準備ができない時もしばしば。

 

間に合わないことを吉田君に相談すると『もう一回りしてきますね!また後で来ます!』と気持ちよい返事が。

 

長く商売をやっていると、たまにお客さまから少し困ってしまう要望をいただくこともあります。

でも、吉田君の姿を見ていると、商売の基本はやさしさや気遣いのある対応だと私自身もハッと気づかされます。」

それを聞いて照れ笑いをする吉田SDの仕事のモットーは「思いやり」

小さなお子さんに荷物を手渡すときは膝をついて同じ目線で。

重たい荷物の時は、お客さまが動かしやすい場所まで運んで差し上げる。

 

そうしたやさしさの積み重ねが、この街の人たちとヤマトをつなぐものだと感じながら、今日も元気に岩手の街を走っています

 

青果店 やおや ささき(岩手県盛岡市八幡町6-9)

旬の果物から季節の野菜までが並ぶ店内はさながら果物と野菜のテーマパークのよう。壁にはご主人の趣味の俳句がズラリ。野菜博士として地元のテレビにご出演中のご主人は岩手では知らない人がいないほどの有名人です。

 

取扱店業務の工夫を教えてください。

ご高齢の方がいらしたときは荷物の梱包からあて名書きまでお手伝いしています。当店の商品を送る時は手書きのお手紙を添えていますが、それを見た方からお礼やご注文をいただくこともありますよ。

荷物の発送を通じて、岩手県の果物や食の魅力がもっと全国に広まるといいですね

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