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再掲:年末こそ丁寧に「品質」を高めよう

2022.12.01

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11月に入り、そろそろ2023年の年末繁忙期が本格化していきます。
過去に掲載したweb記事から、この時期に改めてご確認いただきたい内容を再掲しますので、ぜひご一読ください。
※下記の記事は、2021年10月29日に掲載したものです

 

毎日の業務お疲れさまです。年末はイベントが多く、1年の中で荷物量が最も多い繁忙期。

 

特にクール宅急便は、クリスマスや年末・年始商材で取り扱い量が増加します

 

準備を万全に行い、お客さまに笑顔を届けていきましょう!

 

 

発送店で気を付けるポイント

POINT1:繁忙期に向けた事前準備

(1)破損事故を防ぐための確認

瓶や陶器などのワレモノを発送されるお客さまには、以下の点を確認・ご説明します。

 

● 丈夫な外箱を使用しましょう。


● 中の品物は個別に包装しましょう。

個別に包装しましょう

 

瓶は箱の中で動かないように固定し、立てた状態で荷造りしましょう。

 

 

(2)未着事故を防ぐための確認

送り状がはがれたり落失したりしないよう、お客さまには以下の点を確認・ご説明します。

 

● 送り状と荷物の間に隙間ができないようにし、天面に貼り付けましょう。

 

● 天面に凹凸がある場合は、貼り付ける場所を変更するか、隙間ができないようにしっかり貼り付けましょう。

 

● 荷物表面の水滴や結露をしっかり拭き取ってから貼り付けましょう。

四隅をしっかり貼りましょう

送り状を貼り付けたら、四隅を1周手でなぞりましょう。角をしっかり貼り付けるのがポイントです!

 

 

POINT2:発送時の作業

● コールドボックスの予冷・霜取りを行いましょう。


● 構内の整理整頓をしっかり行いましょう。

コールドボックスは、適切に予冷されているか要確認!

 

到着店で気を付けるポイント

POINT1: クール宅急便の作業

● 仕分け・配達用のクール機材が壊れていないか、温度計が付いているかを確認しましょう。


● おせちなどの食品を多く運ぶため、機材や設備、集配車両の清掃を徹底しましょう。


● クール仕分け時は「530仕分け」を遵守しましょう。

クールコンテナを清掃しましょう

コールドボックス1本を「5」分以内に仕分け、荷物を連続で「30」秒以上外気に触れさせない530仕分けをしましょう

 

 

POINT2: 配達時の作業

● どんなに忙しくても、身だしなみ・言葉遣いなど基本ルールを徹底しましょう。


● お客さまのお名前はフルネームで、ご住所もしっかり指差し確認しましょう。


● 荷物を乱暴に扱わないようにしましょう。

受領サインを代筆するときは、サインレスではS、非対面配達ではTと書きましょう。

 

 

こんな時どうする?外箱を持ち上げたら、中身の重みで底がふくらんでいる!

 

段ボール箱の荷物は、持ち上げた時に底面がゆがんでいないかを確認しましょう。 

 

中身の重さに耐えきれずに箱の底面がふくらんでいる場合は、段ボールの層がつぶれており、衝撃を緩和する効果が損なわれてしまっています。

 

このような状態の箱の中に瓶が入っている場合は、特に危険です。

瓶は、その底面に最も負荷がかかります。

段ボール箱の底の層がつぶれていると、瓶の底が割れる可能性が高いのです。

解決策①外箱の交換

お客さまへ上記の内容を説明し、外箱の交換をお願いしましょう。

 

みかん箱や、引越し業者が使用する段ボール箱と同じくらいの厚みがあるものが望ましいです。

 

難しい場合は、営業所で販売している資材の購入をお勧めしましょう。

 

解決策②外箱の底上げ

底上げパッドやワンダーエコなどを用いて、箱の底面の補強を行いましょう。

 

営業所に資材がない場合は、不要な段ボールを箱の形に合わせてカットし、エアキャップと合わせることで代用できます。

 

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