すべて

【お褒めの声】完遂!イチゴの配送ミッション@栃木国体

2022.05.11

  • 641
  • いいね(34

今回ご紹介するのは、栃木県の「いちご一会とちぎ国体冬季大会」へのイチゴの配送に関する案件

栃木主管支店とミドルマイルセンター(MMC)の連携と、課題解決のプロセスに注目です!

 

当日出荷・配送、規格外のサイズ…難題に直面!

「いちご一会とちぎ国体冬季大会」に関するご相談

【ご相談内容】

① 県内各所から集めたイチゴを6カ所の会場に当日出荷・配送。
② 会場に展示する180cm、80kgのイチゴのオブジェ(メガおとめ)を往復輸送。

栃木主管支店 営業担当

 

大須田 成司さん

栃木MMC マネージャー

 

押田 佳久 さん

お客さまからご相談を受けた当初…

インタビュアー

お客さまからご相談いただいた際に感じたことを教えてください。

 

大須田さん

いちごを選手に配る、そしていちごのオブジェを移動することは決まっていましたが、具体的な運用は何も決まっておらず。開催日も迫っていたので、お客さまの不安と焦りを感じました。何とかして差し上げたいと思いました。

初めてのことだらけでしたが、押田マネージャーとMMCの皆さんにご協力を頂き、順調に準備は進められました。一方で、コロナウイルスの影響で中止となった際の対応は難しかったです。

イチゴのオブジェ

 

インタビュアー

MMCとの連携はいかがでしたか。

大須田さん

もちろん、それぞれにできることとできないことがあったので、どうやったら互いの強みを活かせるか、とことん話し合いました。

栃木MMC 押田さんに聞きました!

 

インタビュアー

今回、特に苦労したことや工夫したことを教えてください。

押田さん

冬季国体の開催まで1か月。いちごの集荷、配達の日程、場所、数量がなかなか決まらず、直前まで大会が開催されるかどうか分かりませんでした。


そんな中、運用の実務を担った内勤者の方や、SDさんの柔軟な対応に感謝しています。
BOXに入れることができない規格外のオブジェの輸送では、どのように荷台に固定したら安全に輸送できるのか、今までに培った知識を生かして万全の態勢で臨んでくれました

実際に運ばれたイチゴ

 

インタビュアー

営業所との連携で難しかったことや良かったことを教えてください。

押田さん

大須田さんから今回の相談を受けた際、すぐに「できる」と思いました。

Oneヤマトのスタート以来、MMCで法人の4tゲート車が利用可能になっていたこと、2tSDの4t教習・社内免許の取得と4tコースの対応を始めていたこと、ベースとの同居でクールBOXの利用が簡単にできることなどがその理由です

4tゲート車は法人向けの配達で毎日フル稼働していましたが、法人配車担当とのコミュニケーションで稼働の調整を行ってもらい、乗り越えることができました。

 

大須田さんからみた、MMCとの連携で実現した3つのポイント

1. 配達ルートを入念に選定

各日、JA様5ヶ所集荷、大会会場3、4ヶ所配達だったのですが、持ち込まれる農家様、JA職員様、県庁職員さまの割り当て時間があった事と長距離集配だった為タイトなスケジュールとなりましたが、MMCの皆さんの知識や経験を基に配達ルートを選定して下さいました。

 

事務員 東島さん

当日はイチゴの集荷先と納品先が遠かったため、ご希望の納品時間に合わせられるように、移動しながら県庁のご担当者様と連絡を取り、配達の順番を臨機応変に変更することで無事にお届けする事が出来ました。

2.イチゴの鮮度を保つ、クールBOXでの配達を検証

クールBOXによる検証の第一の目的がいちごを凍結させない事でした

 

タイトなスケジュールでも、考えられる条件を基に検証を進めて下さった押田マネージャーや現場の皆様に感謝しております。

検証事項

会場に200ボルトの電源がない事とMMCではクールの運用がない為、凍結防止をどうするか検証が必要でした。そのために、

  1. まずは、クールBOX自体は、気密性・断熱性があると思い、検証を開始(常温輸送の為)

  2. 通電していないクールBOXに日中の暖かい時間帯(庫内温度5~6度)に水の入ったコップを入れて、翌朝の庫内の温度と水が凍っていないか数日検証(屋内・屋外、鹿沼・日光)しました。温度低下・凍結は無かった為、さらに準備を進めました

3.巨大オブジェを傷つけずに運ぶため、ツーマン輸送を実施

失敗できない、代替品がない、また、いちご王国とちぎの象徴となる大切なオブジェ。絶対に傷つけないよう、万全を期してツーマン輸送を実施しました。

慎重・正確・柔軟に時間内に事故なく集配して頂いたドライバーさんのおかげで配達は大成功でした。

全体を通して、いちご集配、オブジェ集配ともに円滑に進むようご対応頂いた、MMCの内勤者の皆さんにも感謝しております。

 

 

 

SD・グループ長よ

小峯SD

大門SD

吉田グループ長

担当したSD3人のうち、1人が引っ越し経験者だったので、オブジェ輸送に必要な資材が何かを考え、その提案を元に3人で意見を出し合い考えました。
エアーキャップと引越し等で使用するパットを被せ、傷つかないよう工夫して細心の注意をはらい作業しました。イチゴに関しては凍らせないようクールBOXと毛布を使用して凍結を防ぎました

お客さまからのお褒めの声

配送の制限がある中、とちぎ国体冬季大会でのいちごと規格外のオブジェの配達を成功させ、大会の運営に大きく寄与したことで、お客さまよりお褒めの言葉をいただきました。

いちご一会とちぎ国体冬季大会の参加選手等へ配布するいちご(生食用)の配達について、様々なご提案をいただきありがとうございました。

選手たちからは大変好評を得られたことをご報告します。また、会場装飾用の「#メガおとめ」の配送も、指定時間・場所に正確に届けていただき、こちらも、大好評でした。たくさんの選手のSNSで情報発信がされ、魅力度ランキングの常に低位置にいる栃木県の好感度アップにつながったのではないかと考えています。コロナ禍にあって、日程さえなかなか決まらない中、丁寧にご対応いただきましたことに改めてお礼申し上げます。

今回のお褒めの言葉も掲載中です!!

霧降スケートセンター

 

今市文化

会館

 

今市青少年スポーツセンター

 

社員の皆さんからのメッセージ

押田さん

「とちぎ国体の選手のためになんとか朝採れのいちごをお届けしたい」「栃木県の好感度アップにつなげたい」との思いに、社会的インフラを担うヤマトとして応えたい。

この意気込みでひとつのチームとして取り組み、お褒めの言葉を頂戴できたことに大きな喜びを感じています。

今回の案件に限らず、とちぎのヤマトとして様々なソリューション案件に取り組み、とちぎ全体の発展に寄与できるよう努めていきたいと思います。

東島さん

国体会場に新鮮ないちごをお届けするという仕事に携われた事、無事にやり遂げられた事に喜びを感じています。

お褒めの言葉までいただき、とても嬉しく思います。これからも色々な仕事に取り組み、お客さまの喜ぶ姿を見たいと思います。

SD・グループ長より

作業当日のお客さまからお礼の言葉をいただき、この作業を担当して良かったと、仕事に対する働きがいと達成感を感じることが出来ました

後にネットニュースにも作業の様子が掲載されセンターの仲間や家族にも誇らしい気持ちになり、また同様な案件があれば次回も携わりたいと思います。


 

大須田さん

お客さまのご要望が努力すれば可能な内容であれば、全力で行うことを日ごろから心がけています。お客さまからこのようなお褒めの言葉をいただくことができて、驚いています。とても嬉しいです。

ただ、本当に頑張って下さったのは栃木MMCのドライバーさんや事務員さんです。ありがとうございました。


Oneヤマトとなってから旧YGX顧客移管を進めていたことでMMCを知りました。MMCであれば運用可能なのではないかとご提案の幅が広がったことも良い経験となりました


これからもそれぞれが持つ経験や知識・知恵を融合しながら、お客さまに喜んでいただける仕事をしていきましょうと話していきたいです。

 

 

34