すべて

「考える前に、とっさに体が動いてしまった。」鋸南センターSDの命を救う行動

2021.11.02

ほかの支店にも是非まねしてほしい、全国の好事例を紹介する「いいニャ！すごいニャ！まねするニャ！」

今回ご紹介するのは、千葉県鋸南センターのSD・柴﨑隼弥さん。

8月23日午後6時ごろ、配送を終え帰社途中だった柴﨑さんは高速道路を一人でキョロキョロ歩いている男の子（6歳）を発見しました。

すぐに車を停車させ保護し、竹岡駐在所に男の子を送り届けます。

ちょうどその頃、男の子の母親から「子供がいなくなった」と、富津警察署に捜索願が出ており、男の子を無事、母親に引き渡すことができました。

柴﨑さんはその功績を認められ、富津警察署から「人命救助功労」で感謝状が贈られました。

とっさの判断で男の子の命を救った柴﨑さんは、どのような気持ちで命を救う行動を選択したのでしょうか…？

感謝状を受け取った柴﨑さん。男の子を救った、凛々しい表情…！

勇気ある行動で命を救った柴崎さんの素顔に迫る！

ご自身にも6歳と4歳の子どもがいる柴崎さん。

考える前に咄嗟に体が動いていたようです。

普段共に仕事をしている方々から見た柴崎さんとはどのような人なのでしょうか。

グループ長の榎本さんと、中学時代からの同級生で同センターに所属するSDの早川貴大さんにお伺いしました！

グループ長榎本さん: 日頃のお客さまとの関係も良好でどんなお客さまとも話しをつけてくる。性格は真面目です。センターではまだ若手ですが、頼りにしてます。

中学時代からの同級生であるSD
早川貴大さん: 昔から責任感が強く信じたことを貫くタイプで、芯がある。仲間思いの性格なので今もこうして一緒に仕事ができて楽しいし、今回の件で仲間がたくさん褒められて嬉しいです。

柴﨑さん: 夕方集荷を終えセンターに向かっている時に、高速道路を歩いている小さな子供にびっくりしました。保護しなければと咄嗟に体が反応したように思います。

柴﨑さん: 配送車への人の同乗は規定違反なのですが、「この子を保護しなければ！」と、悩むより先に体が動いてしまったんです。

車に乗せてからは、「パパやママのところへ帰ろうね」などと話しかけながら、落ち着かせるように気を配りました。

柴﨑さん: 新聞やニュースをみたお客さまからたくさん声をかけていただきました。私に限らず、営業所の仲間もお客さまから嬉しい声をいただいているそうでとても嬉しいです。

地域の明るい話題として喜んでくれて、会話の中で「クロネコメンバーズに加入したよ！」などというお客さまもいて、今後の営業活動にも生かしていきたいです。