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【実はNG!?】「新たに休憩室を作る」「車両を移動させる」、どちらも法的な手続きが必要です!

2023.08.30

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知らなかったでは済まされない、法律の基礎知識を紹介する本企画。

今回のテーマは「運送事業を営むために必要な法的な手続きについて」です

必要な法的な手続きのうち、営業所で注意すべき事例を紹介します。

これを機に正しい知識を身につけましょう。

 

営業所で起こり得る、実はNG行動とは?

実は営業所にある車庫や休憩室は、場所が決まっていること、知っていますか?

【事例.1】使わない部屋があるからみんなの休憩室にしよう!

 

休憩室を作る際には、事前に法的な手続きが必要です。!

 

【事例.2】車両が1台増えた。車庫にギリギリスペースがあるからそこに駐車しよう。or 車庫以外の空いているスペースがあるからそこに置こう

 

車両が増えたからといってどこに停めても良いわけではありません

車庫を変更するには、事前に法的な手続きが必要です。

【事例.3】隣のB営業所に車両を貸してほしいといわれた。1台空いているし、別にいいか

 

車両は自由に移動させることはできません。

車両を移動するには、法的な手続きが必要です。

 

なぜNG?法違反だからです。

当社は、運送に関連する法律に基づいて運送事業を営んでいます。車両の移動や車庫・休憩室の面積の変更は、この法律に基づき適切な手続き(運輸局等に必要な書類を提出)をしなければなりません

変更に伴う適切な手続きを行わずに営業を行い続けると、
業務停止等の行政処分が下されたり、刑事罰が科されてしまうことがあります

車両の移動や車庫・休憩室の面積の変更には、事前に手続きが必要です。
今一度、現状を確認するとともに、
変更する際は、必ず上長や安全・コンプライアンス担当マネージャーに相談しましょう

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