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『ヤマトグループ100年史』編纂秘話 第二弾! ―社外から見たヤマトの姿とは?―

2021.09.22

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『ヤマトグループ100年史』編纂の裏側をご紹介する本企画。

 

第二弾となる今回は、パートナーとして編纂に携わったDNPグループの大槻さん、山本さん、和久井さんにお話をお聞きしました。

 

ヤマトグループからは白鳥さんも交え、当時の様子を振り返りながら社外の視点から見えてくるヤマトグループの姿に迫ります。

 

―社外の視点から見て、ヤマトグループはどのような企業だと感じていましたか。

大槻さん

「ヤマトは我なり」などの社訓をとても大切にされている企業だと感じました。

SDさんをはじめとする社員の方に社訓がしっかりと浸透しており、社員一人ひとりが自ら考えて行動できている点も魅力的です。

社員の皆さんが日々高いモチベーションを持って取り組んでいるからこそ、いつでも素早く正確に荷物が届き、顧客満足につながっているのだと思いました。

 

山本さん

大槻さんのおっしゃる通り、社訓の精神が隅々まで行き渡っているのはヤマトさんの特徴ですよね。また、一消費者の目線では、まさしく日本の生活の基盤を支える存在として、ヤマトさんなしでは私たちは誰も生きていけないと感じるほどです。

実際にお客さまと接する中で得た様々な情報を行き渡らせ、人と人とをつなげるネットワークを持っていることもヤマトさんの強みだと思います。

 

和久井さん

編纂に携わる中で知ったことですが、展覧会で使う有名な絵画などの専門的な輸送から、日常の細かな荷物の宅配まで、様々なニーズに応じたサービスを展開されている点が印象的でした。

その中でもどこかに特化するのではなく、全ての場面において高品質で届けられているため、消費者、さらには企業のレベルでも信頼されているのだと感じました。

 

―ヤマトグループの歴史の中で、印象に残るエピソードがあれば教えてください。

和久井さん

ネコマークの誕生エピソードですね。社員の娘さんが描いた絵をヒントに今のマークが作られたと聞いて、ヤマトさんの企業としての懐の深さを感じました。

社員一人ひとりの思いを丁寧に汲み取ることができるヤマトさんを表すようなエピソードではないでしょうか。

 

山本さん

そうですね。その他では、宅急便誕生に関するエピソードも印象に残っています。

当時の小倉昌男社長が、周囲の反対を受けながらも小口の荷物に乗り出す決断をしたことは、今のヤマトさんを語る上で欠かせないものだからです。また、宅急便が誕生した年と自分の誕生年が同じなので特に覚えているということもあります。(笑)

 

 

大槻さん

個人的には、いわゆる郵政との信書に関するエピソードが印象的でしたね。

社史を編纂する中で、その背景などについて知る機会があり、自分としても勉強になりました。

 

―ヤマトグループと一緒になって社史を作り上げていく中で、思い出深いやりとりがあれば教えてください。

山本さん

コロナ禍でオンライン上でのやりとりが主になっていたこともあり、対面での打ち合わせの際の和やかな雰囲気が思い出されますね。

打ち合わせに向かうと、お茶を準備していただくなど気配りをしていただき、白鳥さんをはじめヤマトの皆さんは一つひとつ丁寧に仕事をされている印象を受けました。

 

白鳥さん

今回の社史をはじめとする周年事業は「共創型プロジェクト」として、DNPさんと一緒になって取り組む雰囲気を作れたと思っています。

私たちとしても素晴らしいパートナーとともに仕事ができて良かったと思っています。

 

―最後に、完成した社史についてヤマトグループの社員の皆さんに向けて一言お願いします。

和久井さん

社史には会社全体のことが広く深く記述されています。

ぜひ目を通していただき、自分たちの取り組みがお客さまに感謝されていることを実感する機会にしていただければと思います。

 

山本さん

実際に社史を手に取ってみるとずっしりと重みを感じると思いますが、これは歴史の重みです。

100年間続いてきた自分たちの会社の歴史を感じながら、読んでいただければと思います。

大槻さん

社史は自分たちの会社を知るための最善の教科書です。

実際に100年間の歩みが詳しく書いてあるので、会社を見つめ直したい時や、決断に迷った時などに振り返っていただければ嬉しく思います。

 

 

 

『ヤマトグループ100年史』はこちら!

※ヤマトグループ100周年サイト

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