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皆さんの声でここが変わりました!~2022年度働き方改革の取り組み~前編

2023.05.24

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社員が働きやすく、働きがいをもって働けるように、EX推進委員会(働き方改革委員会)が2022年度に取り組んだ内容を紹介します。

今回は社員の皆さんの声を基に便利になった事例を紹介します。

 

営業所の内勤業務の効率化

営業所の業務効率化やペーパレス化を求める社員の声をもとに、2022年5月の不明荷物調査システム機能のリニューアルを皮切りとした、営業所の内勤業務を効率化する仕組みが導入されています。

 

システム構築による業務効率化

(1)配送リクエストシステム 

現場の声

通販などの配達量が増える中で、注文キャンセルによる配達中止や住所不明などの不備による転送が増加し、業務負荷が増加しています。

 

 

担当者

これまで電話やメモなどで行っていた、配達中止、転送、転送禁止の情報連携を、2022年9月からは、「荷物問い合わせ」や「8ネコPP・CDA」、「WS指示書出力」にデータ連携することで、営業所内での引継ぎ等の業務負荷を軽減しました。

 

(2)Neco-Assiの機能改善

現場の声

当社で発生している有責事故の約20%がバック事故。事故を未然に防ぐために、何かできないかな。

 

担当者

バックに関連する機能を2つ追加しました。

①バック速度超過時の警告
バック中の速度が規定値を超えた場合に、車載機からドライバーに対して注意喚起アナウンスを発するようにしました。バックはアクセルを使わず、人の歩く速度程度にしましょう!

②バックギア操作に関連した検知機能

バック中に故意にギアを抜き、惰性で後退している状態(ギア抜きバック)や、バック終了直前にギアを操作している状態を検知し、車載機からドライバーに対して注意喚起のアナウンスを発するようにしました。

 

 

現場の声

自走事故を撲滅するために、駐車時の指導をしたいけど、ドライブレコーダーは車両のエンジンを切るとすぐに録画が停止するので、駐車時の状況が確認できない。

担当者

車載器を改修し、エンジンを切ったあと1分間は録画が継続できるようになりました。

 

(3)安全管理システムに「事故種別」の項目を追加

現場の声

EAZY CREWをはじめとした輸送パートナーなど、協力会社との連携が増える中で、安全管理システムの入力では、パートナー別の種別を選べない。

担当者

正確な情報入力を行った上で、実態を把握し、集計・分析を行えるように、安全管理システムの交通作業事故報告書に入力する「事故種別」の項目を追加しました。

 

↑安全管理システム内で設定されている【傭車】の文言を【輸送パートナー】に変更しました。

↑事故種別に「輸送パートナー」「クロネコメイト」「委託」を追加し、明確になりました。

 

(4)サイト連携、スマホ発送におけるPPラベル、専用送り状のレイアウト変更

現場の声

サイト連携(配送連携API)や「宅急便をスマホで送る」(以下、スマホ発送)の送り状でPPラベルを4枚も使うから、すぐに無くなってしまう。もっと使用枚数を減らせないのかな。それにお届け先住所の印字が小さくて見にくい。どうにかならないかな。

担当者

2023年1月から、PPラベル専用送り状で使用するPPラベル枚数を削減し、視認性向上のためレイアウトを変更しました!

 

(5)社内預金払い戻しのWEB申請

現場の声

社内預金を払い戻す時に申請用紙を書いたりするのが面倒。しかも払い戻しまでに結構時間もかかる。どうにかならないかな。

担当者

2023年4月から、

クロネコマイページ内でのweb申請に切り替え

 支払いまでにかかる期間を短縮しました!

 

 

 

詳細は業務連絡をご確認ください。※社内PCからご覧ください。

 

働きやすさを高める被服アイテムの検討

(1)ファン付きベスト

炎天下の中で稼働を行う台車・新スリーター社員の熱中症対策として、ファン付ベストのトライアルを2022年7月から一部地域で実施してきました。アンケートの結果をもとに改良したファン付きベストを、2023年5月末から順次貸与を開始します。

 

トライアル参加者のアンケート結果

・着用していないときと比較して涼しさを感じた(90%)

・着用しても業務に支障はなかった(86%)

・会社貸与をして欲しい(80%)

 

2023年5月末から貸与開始予定のファン付きベスト

担当者

貸与に向けて、バッテリーやファンの格納場所や、より涼しく感じることが出来るよう、保冷剤を収納できるポケットの設置など工夫しました!

 

(2)レインウェア

雨天時におけるレインウェアの着用実態とニーズを調査するアンケートを一部地域を対象に2022年6月に実施しました。その結果、7割強の社員がレインウェアを着用していること、また制服化してほしいというニーズが高かったため、導入に向けたトライアルを一部地域で2022年10月から4か月間行いました。

 

トライアル参加者のアンケート結果

・蒸れなどを感じることなく快適に着用できた(85%)

2024年度の導入に向け、ペン差しやスルーポケット(レインウェアの上から制服のポケットに直接手が入ることで、財布や不在票が出し入れできるポケット)など、集配に特化した仕様や機能性(防水性、蒸れの軽減)について検討を進めています。

 

2024年度導入予定のレインウェアのイメージ

 

これからも社員の皆さんの声をもとに、様々な改善を行っていきます。

 

皆さんの声を聴かせてください!

【6月11日まで延長しました】社員意識調査Y-VOICE実施

お客さまに高品質なサービスを提供していくために、職場内コミュニケーションの活性化と働きがいの向上を目指して、すべての社員を対象にした社員意識調査「Y-VOICE」を実施しています。皆さんの声を聴かせてください。

Y-VOICEの回答はこちらから

 

 

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