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「障がい者採用プログラム」から入社した社員が活躍中!新大阪主管支店・西淀川営業所の取り組み

2022.08.03

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新大阪主管支店では一昨年から、大阪市障がい者就業・生活支援センターと連携し、「障がい者採用プログラム」を活用した採用活動を行っています。

このプログラムを通じて入社した社員は12名。主管全体では30名の障がいのある社員が働いています。

 

※障がい者採用プログラム
大阪市障がい者就業・生活支援センターと連携して行っているプログラム。

体験実習を2日間実施したうえで、面接と採用を行っています。

支援センターには事前に体験実習の日程と説明会資料を共有し、募集を行っていただいています。

オンラインでも理解しやすい説明会の工夫

Q. 「障がい者採用プログラム」ではどのような工夫をしていますか?

 

A. オンライン説明会でも参加される方が理解しやすいように、わかりやすい資料づくりと話し方を心掛けています。

現在、コロナ禍の影響で説明会をZoomで開催しているのですが、対面開催とは異なり、内容がきちんと伝わっているかわかりづらく、当初は不安でした。

そこで、障がいのある方にも理解しやすいよう、大きな文字やイラストを使った資料を作成。説明の際もゆっくりと抑揚をつけて話したり、集中力が途切れないように演劇の要素を取り入れたりといった工夫もしています。

ほかにも、営業所の中をカメラで映して紹介する際には、ツアーガイドのように旗を持って案内していますが、とても評判がいいです。

印刷した資料をカメラ越しに見せる方法も、味があって良いですね!、と支援センターの所長様からお褒めの言葉をいただきました。

 

 

具体的な指示で行き違いを防ぐ

今回は新大阪主管支店 西淀川営業所の芹ケ野さんの事例を紹介します。

 

今回のクローズアップ社員

芹ケ野 晃一さん

所属:新大阪主管支店 西淀川営業所
職種:作業職
障がい種別:知的障がい

障がい者採用プログラムから入社

 

Q. 業務を教える際に気を付けていることはありますか?

 

A.  具体的に「何をすべきか」を細かく伝えるようにしています。

以前、芹ケ野さんがDM便が入ってきていないと思い込み、到着を待って残業してしまったり、コレクトや返品転送を探す際に間違った荷物を持ってきてしまったりすることがありました。

こうしたミスは、芹ケ野さん自身が確認方法を見直すことで改善できましたが、振り返ってみると、曖昧な指示がミスの原因になっていることに気が付きました。

「いつも通りでいいよ」「同じやり方でやって」といった指示の仕方では行き違いが発生してしまいます。

「何をすべきか」を明確に伝えることが大切です。

 

 

芹ケ野さんの職場の皆さんにお話しを聞きました

Q. 芹ケ野さんは皆さんにとってどんな存在ですか?

 

A. 

西淀川営業所
高本 克之さん

お昼にセンターに戻ってくると、芹ケ野さんがいつも元気な声で「お疲れさまです!
声をかけてくれるのがとても嬉しいです。
この一言で、「午後もがんばろう!とあたたかい気持ちになれます。

西淀川営業所
濱田 愛さん

忙しくてなかなか手が回らないところを率先してサポートしてくれるので、とても助かっています!
説明もしっかり聞いて理解してくれるので、安心して仕事を任せられます。

 

Q. 芹ケ野さんの印象的なエピソードはありますか?

 

A. 「お客さまが資材を買ってくれるのが嬉しい」と話してくれたことです。

資材の到着確認や朝の在庫確認を行う芹ケ野さん。

自分の携わったものが売れると嬉しいのだそうです。

この話を聞いて、自分はこうした大切な気持ちを忘れかけていたのではないかとハッとしました。慣れてくると仕事が単なる作業になってしまいがちですが、資材を購入していただけることは当たり前のことではありません。

ひとつひとつの業務に感謝の気持ちを持って取り組みたいと改めて思いました。

 

 

最後に、意気込みを伺いました

新大阪主管支店
障がい者雇用推進者
光山 秀美さん

芹ケ野さんはチャレンジ精神旺盛で、「もっと新しいことに挑戦してみたい!」という意欲に満ち溢れています。

全員でサポートしながら、少しずつ業務の幅を広げていきたいです。

西淀川営業所
芹ケ野 晃一さん

営業所内の皆さんが仲良くしてくださり、とても働きやすいです。

これからは受付などでお客さまへの接客など、新しい業務にもチャレンジしていきたいです。

 

 

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