全員で見守る仕組みづくり 個性を大切に、仲間と成長を感じられる職場に【千歳ベーㇲ】
2022.12.07
千歳ベースでは、。
現在在籍する7名も、高等支援学校から採用。学校の先生方とは些細なことも相談し合い、生徒向けの職場実習も採用前に積極的に行うなど、障がい者雇用の基盤を広げています。
今回は、同じ職場で複数の障がい者雇用に取り組む千歳ベースの事例を通して、働きやすい職場環境づくりの工夫をご紹介します。
今回のクローズアップ社員
山口 北斗さん、坂元 憲悟さん、加藤 大希さん、水上 卓さん、新保 翔梧さん、中村 亮太さん、上野 優大さん
所属:千歳ベース
職種:作業
障がい種別:知的障がい
(左から)水上さん、加藤さん、新保さん
(左から)上野さん、猪狩統括グループ長、中村さん
一人ひとりが違う「個性」を持った仲間
Q.障がい者雇用を続けてきた中で、気づいたことはありますか?
千歳ベースには、障がい者雇用で採用された社員が7名在籍しています。みんな真面目で優しく、仕事にも常に一生懸命取り組んでいます。
荷物をベルトコンベアに載せる投入作業、シューターでの仕分け作業など、基本的には他の社員と同じ作業を担当。「みんなと協力して投入するのが楽しい」「積込の時に自分で考えてキレイに積めるとうれしい」と日々の仕事に励んでいます。また、業務の合間や休憩中にはみんなと楽しく会話する姿をよく見かけます。
「困ったときに周りが助けてくれるから大変なことはあまりない」と話す7名の仲間たち。です。



目標共有と、特性に合った作業配置
Q.皆が働きやすい環境のために、どんな工夫をしていますか?
各人が決めた今期の目標を互いに共有することで、仲間のがんばりや成長を間近で感じ、切磋琢磨する雰囲気ができていると思います。仲間がいることを活かした仕組みづくりが、働きやすい職場環境につながっているのかもしれません。
また、ととらえ、考えることが得意な人は自分で考えながら動く作業を、黙々と作業をするのが好きな人は決まった作業を行うなど、特性に合った作業配置を心がけています。
スケジュールには、全員の担当が記載されている。
個人の目標を全員で共有
「分かってくれる人がいる」という安心感
Q.実際に困りごとが起きたときには、どう対応していますか?
時にはトラブルが起きてしまうこともありますが、全員で見守りながら即時対応を徹底しています。
何か起きたら周りの社員がすぐにグループ長に連絡し、まずはその場から離れて落ち着かせ、話を聞きます。その後、ベース長、マネージャー、障害者職業生活相談員(以下、相談員)の西谷さんに報告し、何が原因だったのか、反省点や改善点について話し合い、ベース長が本人と直接面談をするという形をとっています。
また、定期的に相談員による個人面談を実施。個々の障がいのことや仕事の話、最近あったこと等の面談結果を、役職者・グループ長と連携しています。相談員の西谷さんは、他の社員からも彼らの様子を聞くなど、日々の些細な変化にも気付ける体制を構築してくれています。。


障害者職業生活相談員
西谷 陽子さん
千歳ベース所属の障害者職業生活相談員※。
2020年6月から相談員に選任され、障がいのある社員との面談や、働きやすい環境作りに取り組んでいます。
※障がいのある社員が5人以上所属している事業所には、障害者職業生活相談員の資格を持つ社員が1名配置されています。
「自分にもできるかも」を広げていく
Q.今後さらに注力したい取り組みについて教えてください。
職場見学や職員見学、父兄見学など支援学校等からの要望があれば可能な限り協力しています。実際に働いている彼らの姿を見て、生徒、お子さまの数年後を想像していただくことで、より具体的に将来を描けるのではと思います。生徒が職場実習に来た際には、作業や通勤の話、先輩たちと会話ができているかなどを話すことで、生徒の性格を把握するようにしています。
障がい者雇用の基盤を作り上げることができたと自負していますので、

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