得意を生かせる環境で、仕事にやりがいを【宮城主管支店】
2023.01.04
宮城主管支店では、特別支援学校と連携し、採用前に職場実習を実施。一人ひとりの個性や能力、仕事内容との相性を見極めることで、会社と本人のミスマッチを防ぎ、職場への定着を図っています。
今回は、2020年4月に宮城主管支店で採用した谷さんの事例を通して、やりがいのある職場づくりのエ夫をご紹介します。
今回のクローズアップ社員

谷 天涼(タニ タカスズ)さん
所属:宮城主管支店 事務管理センター
職種:作業(伝票作成・伝票ファイリング)
障がい種別:知的障がい
※特別支援学校からの紹介で、職場実習を経て入社。
特別支援学校と連携した職場実習を実施
Q.谷さん採用の経緯を教えてください。
A.。
宮城主管支店では、特別支援学校と連携し、採用前に職場実習を行っています。学校の先生には、事前見学で「仕事内容・会社や社員の雰囲気」を確認していただき、当社の職場環境に合いそうな生徒を紹介していただいています。
谷さんはもともと就職先が決まっていたのですが、3年生最後の実習で就職先を再検討することになった際、『ヤマト運輸での実習も経験してみたい』との希望があり、10月から実習を開始。。
仕事を効率的に行い、職場で必要とされる存在に
Q.谷さんの業務内容を教えてください。
A.。
谷さんは吞み込みが早く、3週間の実習で、伝票作成、発送、スキャン、エラー入力を効率よく順序立ててできるようになりました。職場に見学に来た先生やご家族に対し、仕事内容や手順を自分で説明していて驚きました。
入社後も、効率を考えながら事務管理センター内の様々な業務に積極的に取り組んでいます。業務の合間を見て、事務管理センターの他の社員が手書きしていたものをラベルシールに印刷するなど、他社員の業務の効率化にも一役かっています。
また今年2022年11月には、。『「働きがい」から考える職場定着~職場で必要とされる存在になるために~』と題し、障がいの有無に関わらず、職場から必要とされるために日々心掛けていることを、在学生や支援センターの方に向けて発表しました。


スキルアップできる環境がやりがいにつながる
Q.谷さんが働きやすい環境のために、職場ではどんな工夫をしていますか?
A.。
得意なことには一層注力してもらいながら、自分で考えて取り組む業務にもチャレンジしてもらっています。谷さんは向上心が高いので、スキルアップできる環境がモチベーションにもつながっているようです。また、社会人としての心得を身に着けてもらえるように、仕事以外のことでも積極的に声をかけて、コミュニケーションを取るようにしています。

障がいの有無にかかわらず「一緒に働きたい」と言われる人材育成を
Q.今後の主管支店の目標について教えてください。
A.。
2020年から障がい者の雇用推進を始めてから、。谷さん以外にも、障がいの有無にかかわらず、自身の個性や能力を生かしながらやりがいをもって働いている社員は多くいます。職業実習で仕事との相性を見極めたうえで採用していることが、やりがいと定着につながっているのだと思います。。
最後に、意気込みを教えてください!
- 谷さん
周りの社員の動きを意識しながら、「次に何をするのが効率的か」を考えています。今後はスキャナー業務以外にも挑戦し、です。
- 宮城主管支店
森田さん 入社当初はとても緊張していた谷さんでしたが、すっかり職場にも慣れ、今では誰とでも積極的にコミュニケーションをとっています。。今後の成長に期待しています。
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