【SGホールディングス】業績は安定して推移!2022年3月期第2四半期決算を発表
2021.11.26
生活様式が変化する中でも、業績は安定
積極的な営業活動によりBtoBの取扱個数は増加。BtoCは前年同期の急激な需要増加の反動で減少したものの、新たな生活様式の定着による通信販売需要などを取り込み底堅く推移しました。
また、ロジスティクス事業では世界的に海上コンテナの数が不足するなか、継続的に海上航空のコンテナスペースを確保したことにより、しました。これらを主要因として、業績は堅調に推移しています。
連結業績サマリー
セグメント別業績概要
1. デリバリー事業
- BtoBの取扱個数は、感染症拡大以前の水準には至らずも、前年同期から増加
- BtoCの取扱個数は、前年同期からの反動減はあったものの、通信販売需要の定着などにより底堅く推移
- 平均単価は、相対的にサイズの大きい荷物が増加したことに加え適正運賃収受の取組みにより上昇
- GOAL🄬による提案営業の成果としてTMSが好調に推移
- Xフロンティアの安定的な運営に加え、既存施設の増強や新規施設の開発を計画的に実施
2. ロジスティクス事業
- 海上コンテナ需給がひっ迫し、海上・航空運賃が高止まりするなか、継続的に海上及び航空コンテナスペースを確保したことにより、顧客の旺盛な需要を取り込む
- GOAL🄬による包括的なソリューション提案により、3PL等の新規案件を受託
3. 不動産事業
- 前期は第1四半期に実施した保有不動産の売却を当期は下期に予定
4. その他の事業
- BPO案件が増加
- 自動車販売、e-コレクト🄬が減少
(参考)第2四半期のトピックス
1. 佐川急便と日本郵便が3分野で協業
日本郵便の国内2万4000カ所の郵便局と二輪車を中心としたラストワンマイル、佐川急便の物流課題解決力やトラックを中心とした集荷力・輸送力とを掛け合わせ、お互いの強みを生かした新たな宅配便事業体制の構築を目指し、協業することが決定しました。
具体的には、「」、「」、「」の3分野で協業します。
1.小型宅配便荷物の輸送
日本郵便が取り扱うポスト投函型の小型宅配便「ゆうパケット」を活用したサービスを佐川急便が取り扱います。
2.国際荷物輸送
佐川急便の国境を越えたECへの対応強化を狙い、日本郵便が取り扱う世界120以上の国・地域へお届け可能な国際郵便サービス「EMS」を活用したサービスを佐川急便が取り扱います。
3.クール宅配便(2022年1月以降)
クール宅配便では、日本郵便によるゆうパック保冷品配送の一部を佐川急便が取り扱うことで、日本郵便のネックである低温配送分野を補います。
2. デジタライゼーションに関する取り組み
2021年10月5日より、佐川急便の集配業務における業務効率化に向けて、ラストワンマイルに特化したルート最適化サービス「Loogia(ルージア)」※を全国で導入した。
この取り組みは、佐川急便の集配業務で使用する情報端末とリアルタイムで最適な集配順序の決定を行うLoogiaをシステム連携することで、ものです。
Loogiaは、これまでドライバーが実施していた出発前に行う集配先の位置確認やルート決めなどを自動で行い、配達の進捗や再配達などの集配状況に応じてルートを再計算します。
今回の導入では、配達個数が急増している個人宅配分野における配送のキャパシティの拡大やドライバーの負担軽減に貢献することを目的としています。
※Loogia
Loogiaとはオプティマインドが展開するラストワンマイルのルート最適化クラウドサービス。配送情報を入力すると、40以上の現場制約を考慮しながら最適なルートを計算し、配送業務の効率化を実現。また、実走データをGPS等から取り込むことで、より精度の高いルートの算出が可能になる。
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